今日で東日本大震災から11年。
朝から当時の映像を見ることができなかった。いまだに衝撃過ぎて。
でも忘れてはいけないと思う。恐ろしい思いをして亡くなった人たちのこと。
どんなにか無念だったことだろう。それまで普通の暮らしをしていたのに。
毎年この日は大震災のことを書いています。
当時のことは鮮明に覚えている。 私は保育園で働いていました。
15時前、ベランダに干してあったマット類を取り込んでいたとき揺れた!
地震とは思わずめまいかと。 もう歳かなあ、倒れるのか?と感じた。
園内の放送で強い地震があったと聞いて我に返った。
それからてんやわんや・・・全職員で園庭に子供たちを避難させた。
ちょうどおやつタイムだったのでレジャーシートの上で食べたのでした。
関東も強く揺れて帰宅困難者が続出。息子も延々と歩いて帰りました。
しかし東北地方が大変なことになっていたとテレビで知った。
歩いてでも這ってでも帰れるならいい。二度と帰らなかった人たち。
津波映像が目に入ると呼吸が乱れます。 恐ろしい光景だった。
全世界に映像が流され、イギリスのホストファミリーから国際電話があった。
関東も流されたと思ったらしい。 安否確認をしてくれて今も感謝。
同級生や知人、従妹も地震の被害にあったけど命は助かった。
行きてさえいれば時間とともに立ち直れる。そう思って11年が流れた。
震災といえば羽生選手のコメントが毎年流れる。今年も感極まった。
16歳で被災してからずっとスケートを通じて被災地を支援してきました。
演技の衣装が華やかでも本人は質素で誠実な人。
11年の羽生選手の被災地への寄付(全国)は2億円を超えてるそう。
試合の賞金、本の印税なども寄付して地元のリンクへも3000万円超えとか。
一回ならともかく継続していることがすごい。風化させていない。
私は羽生選手の力強い演技で十分生きる力をもらっています。
コロナに戦争、全く暗い時代になってしまった。世界レベルだから怖い。
自然災害でさえも心に影を落としているのに。11年経っても傷は癒えない。
まだ仮設暮らしをしている人がいて故郷に戻れないし。
でも前向きに生きている被災地の若者が救いです。人って強いなあ。
私も毎夜、羽生選手の美しい演技を観ることで癒されています。
がんばろうと思える。楽しいことややりたいことをして元気に生きなくては!