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風化させない

2022-03-11 15:25:07 | 暮らし

今日で東日本大震災から11年。

朝から当時の映像を見ることができなかった。いまだに衝撃過ぎて。

でも忘れてはいけないと思う。恐ろしい思いをして亡くなった人たちのこと。

どんなにか無念だったことだろう。それまで普通の暮らしをしていたのに。

 

毎年この日は大震災のことを書いています。 

当時のことは鮮明に覚えている。 私は保育園で働いていました。

15時前、ベランダに干してあったマット類を取り込んでいたとき揺れた!

地震とは思わずめまいかと。 もう歳かなあ、倒れるのか?と感じた。

園内の放送で強い地震があったと聞いて我に返った。

それからてんやわんや・・・全職員で園庭に子供たちを避難させた。

ちょうどおやつタイムだったのでレジャーシートの上で食べたのでした。

 

関東も強く揺れて帰宅困難者が続出。息子も延々と歩いて帰りました。

しかし東北地方が大変なことになっていたとテレビで知った。

歩いてでも這ってでも帰れるならいい。二度と帰らなかった人たち。

津波映像が目に入ると呼吸が乱れます。 恐ろしい光景だった。

全世界に映像が流され、イギリスのホストファミリーから国際電話があった。

関東も流されたと思ったらしい。 安否確認をしてくれて今も感謝。

 

同級生や知人、従妹も地震の被害にあったけど命は助かった。

行きてさえいれば時間とともに立ち直れる。そう思って11年が流れた。

 

震災といえば羽生選手のコメントが毎年流れる。今年も感極まった。

16歳で被災してからずっとスケートを通じて被災地を支援してきました。

演技の衣装が華やかでも本人は質素で誠実な人。

11年の羽生選手の被災地への寄付(全国)は2億円を超えてるそう。

試合の賞金、本の印税なども寄付して地元のリンクへも3000万円超えとか。

一回ならともかく継続していることがすごい。風化させていない。

私は羽生選手の力強い演技で十分生きる力をもらっています。

 

コロナに戦争、全く暗い時代になってしまった。世界レベルだから怖い。

自然災害でさえも心に影を落としているのに。11年経っても傷は癒えない。

まだ仮設暮らしをしている人がいて故郷に戻れないし。

でも前向きに生きている被災地の若者が救いです。人って強いなあ。

 

私も毎夜、羽生選手の美しい演技を観ることで癒されています。

がんばろうと思える。楽しいことややりたいことをして元気に生きなくては!

 

 

 

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