弁護士任官どどいつ集

弁護士から裁判官になった竹内浩史のどどいつ集

離婚訴訟を 合議で裁く 「家族法廷」 あるかいな

2011年05月05日 11時19分56秒 | テレビ
裁判官が主人公のホームドラマとして注目を集めているBS朝日「家族法廷」。
昨夜の第2回では、離婚訴訟について法廷で和解勧告する場面が繰り返し出て来た。
それ自体はあり得ることなのだが、問題は裁判官が3人の合議法廷だったこと。
今の家庭裁判所に離婚訴訟を合議で裁く余裕は無い。私も前任の川越支部で3年間にわたり数百件の離婚訴訟を担当したが、そんな場面は一度も無かった。
それにしても、主人公のセリフ「やっと休みだ。溜まった仕事を片付けなければ。」は、身につまされた。今日はゴールデンウイーク7件目の判決起案に挑む。