弁護士任官どどいつ集

弁護士から裁判官になった竹内浩史のどどいつ集

プロの判決 臨界点は 週一・月三・年四十

2011年05月16日 18時21分48秒 | 裁判
今日は、ゴールデンウイークを返上して書き溜めた判決を8件言い渡した。
夏休み明けや月末にまとめて言い渡す場合ならばともかく、月半ばにしてこれほどの件数の判決をするのは、任官して9年目になるが初めてだと思う。
この1年で言い渡した判決を数えたら約120本だった。もちろん調書判決は除く。
ある元高裁長官の教えに、プロの技を見せる判決は、高々、週1、月3、年40に抑えるべきだというのがあるが、現状は明らかにこれを超えている。
(写真)
「おしなりくん」なら何本書けるのだろう。