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天下たい平 でも「哀しみの」 「時忘れじの」 この塔か

2008年03月10日 17時53分44秒 | 未分類
10日は、東京大空襲から63年目に当たる。
昨日は、故林家三平の妻、海老名香葉子さんら林家一門が中心になり、上野で集いを開いた。私も、何週間か前の「笑点」大喜利で林家たい平が宣伝していたのを思い出し、通りがかりに参加した。
正蔵、いっ平、泰葉らも勢揃いで、たくさんの市民が集まっていた。
帰りには、お菓子のほかに、海老名さんの新刊「ネーネ。」も入った袋をいただいた。空襲で死んだ弟の思い出を書いた、子ども向けの本だった。
今日の東京新聞「この人」でも取り上げられていたが、海老名さんは空襲で、祖母、両親と兄弟3人の6人を失ったそうだ。
それにしても、この取り組みには敬服する。色々あっても、この一家・一門が国民から愛されている理由が分かる気がした。

(東京新聞から抜粋)
 十万人が亡くなった東京大空襲から六十三年-。犠牲者を追悼する法要と式典「時忘れじの集い」が九日、東京・上野の二基の慰霊碑前で営まれ、エッセイストの海老名香葉子さん(74)らが平和の祈りをささげた。
 慰霊碑は、多くの遺体が埋葬された上野の地につくろうと、地元台東区に住む海老名さんらが建立に力を注いだ。完成した三年前から毎年、法要と式典を続けている。
 法要は寛永寺現龍院にある碑「哀しみの東京大空襲」前であり、遺族や関係者らが供養し、手を合わせた。
 この後、上野公園内の母子像「時忘れじの塔」前で営まれた式典では、海老名さんの呼び掛けで全員が黙とう。