弁護士任官どどいつ集

弁護士から裁判官になった竹内浩史のどどいつ集

「訴訟マニア」の 目的は何? まさか私に 会いたいの?

2006年07月26日 23時15分01秒 | 未分類
今日放送されたフジテレビ「トリビアの泉」から。
「ひとめ惚れをした女性裁判官に会うきっかけ作りに100回以上訴訟を起こした男がいる」
ただし、ルーマニアでの話。
もっとも、日本でも、多数の裁判を起こし続けるため、裁判所内だけでは有名な人が何人もいる。
裁判所が、他の官庁と違って親切で、訴えに対しては一々何らかの応答をしてくれるからかも知れない。

メモを解禁 した長官が 残す「オーラル ヒストリー」

2006年07月26日 21時44分33秒 | 未分類
矢口洪一元最高裁長官は、退官後に「オーラルヒストリー」を残している。
長官当時の大法廷判決で、傍聴人のメモを解禁した方にふさわしい、記録の残し方か。

司法界では 「ミスター」と言えば この人だったと 追悼す

2006年07月26日 21時35分23秒 | 未分類
「ミスター司法行政」矢口洪一元最高裁長官が逝去。
様々な評価がされているが、「弁護士の裁判官登用に踏み切るなど司法改革を積極的に進めた。陪審・参審制の研究にも着手し、国民の司法参加のあり方について調査、後の司法制度改革の議論につなげた」(読売)功績は多大だと思う。

まさか爆発? MRIが! 予見できぬも MURIもない

2006年07月26日 00時29分24秒 | 未分類
25日の福島地裁いわき支部の無罪判決から。
(朝日新聞から抜粋)
福島県いわき市の病院で、磁気共鳴断層撮影装置(MRI)が撤去作業中に爆発し、8人が重軽傷を負った事故で、業務上過失傷害罪に問われた医療機器メーカーの社員に対する判決公判が25日、福島地裁いわき支部であった。高原章裁判官は「機器が破裂・爆発するという予見可能性はなかった」とし、いずれも無罪(求刑各禁固1年)を言い渡した。


判決書き出し 疲れてしまう 会社の名前が 長すぎる

2006年07月26日 00時10分56秒 | 未分類
夏休み前の判決は完成し、一息ついているところ。
それにしても最近、起案をしていて大変なのは、判決の表紙の当事者欄を整えるのに結構手間がかかることである。
とにかく、カタカナ交じりで物凄く長い名前の会社が多い。どう割り付けてもうまく一行に納まらない場合さえある。
「インターナショナル」「フューチャーズ」などを付するのが流行みたいで、珍しくない。
子どもの名前にも同じことを感じるが、一見新しいがランキングに入ってしまうような、ありふれた名前があふれて、あまり面白くない。