弁護士任官どどいつ集

弁護士から裁判官になった竹内浩史のどどいつ集

学校時代と おんなじように 社会の問題 解く判事

2006年06月08日 23時12分36秒 | 未分類
裁判官に毎日のように配点される新しい事件は「社会から出題される問題集」というのが私の持論である。
ただし、この問題集には、正解の頁は付いていない。
誰かが正解を知っているのではないかと聞きたくなってしまうのは、「正解志向」の人が陥りがちの誤りである。
そもそも、一件一件が違う裁判では、最初からの「正解」など存在しないのではないだろうか。
担当裁判官が独りで考えて、正解を見つけ出すしかないのである。

不実な弁明 同工異曲 「『言っても無駄だ』と やめました」

2006年06月08日 00時06分29秒 | 未分類
(例)
「有罪判決には納得できないが、司法に絶望したので控訴しない」
「再任拒否の方針が撤回されそうにないから、願書を取り下げた」
「弁明が聞き入れられそうにないから、賞を返上することにした」