弁護士任官どどいつ集

弁護士から裁判官になった竹内浩史のどどいつ集

非情な改革 続けたならば やがて迎える 本能寺

2006年06月11日 20時25分38秒 | 未分類
NHK大河ドラマ「功名が辻」が、今日放送の「本能寺」で折り返し点を迎えた。
ただ、司馬遼太郎の原作では「本能寺ノ変がおこった。信長が死んだ。」としか書いてないそうだ。
私は、信長の改革者としての功績は認めるが、その非情さはどうしても好きになれない。少し前のテレビ番組で、好きな歴史上の人物のトップが信長になったのを見て、少なからずショックを受けた。世相を反映しているのだろうか。
よく、信長・秀吉・家康のうちで誰が好きかと問われるが、私は年を経て、地元三河の家康になった。

守備の範囲が 余りに広く 守秘の義務さえ 守れない

2006年06月11日 19時31分49秒 | 未分類
初めて、例題付きでリクエストを戴きました。
サポーターの中村元弥弁護士(旭川弁護士会会長)からのお題は「ゲートキーパー」。
即興で作ってはみたが、出題者の例題の方が傑作だと思うので、紹介させて戴きます。
「守秘義務外だよ そこから先は 聞いちゃったんだよ 仕方ない」
「ゲートキーパー」が何か分からない方は、旭川弁護士会会長声明を御覧下さいとのこと。
http://potato2.hokkai.net/~kyokuben/news.html

ちょうどサッカーW杯が始まったので、それと絡めて捻れそうな気がしますが。
みんなで考えましょう。

判事・検事が 交流するの コートの外でも 平気なの?

2006年06月11日 12時18分39秒 | 未分類
前回のどどいつ(5月30日)で酷評した漫画「雨の判決」。
今回(第6回)は、予告どおり、雨宮判事補自ら東京地検に乗り込んでしまった。
現実にはあり得ないことで、刑事裁判のルール違反である。真相究明のためにはルール違反を犯しても構わないという事にはならない。
ただし、今回は、弁護士が「裁判官と検察官が公務員同士で仲いいから」と指摘する部分もある。そのように思われないようにしないといけないだろう。
次回、裁判官席の雨宮は「裁判官の権限の許す範囲内で」闘うらしいが。

日本代表 2人のジャッジ 決勝戦まで 勝ち残れ

2006年06月11日 11時17分06秒 | 未分類
今日の朝日新聞「天声人語」によると、今回のサッカーW杯には日本から2人の審判が選ばれていて、1次リーグでの実績をもとに、決勝トーナメントの場に立つことができるか決まるのだそうだ。
裁判官以上に厳しい世界か。
審判も応援したくなった。

あらぬ疑惑を 受けないように タイムスタンプ 明朗に

2006年06月11日 11時10分37秒 | 未分類
このブログの投稿日時の表示は不要なのではないか?と言われることがある。
しかし、私は次の理由で必須だと考えている。
1.解釈の補充
 日時との関連で意味が分かる場合もある。
 エイプリル・フールのような特別な場合でなくても、時事問題の題材で。
2.盗作疑惑?を避けることができる。
 遅くとも表示の日時までに作ったと公示できる。
3.勤務時間に更新していないことを明確にできる。
 ただし、裁判官には厳密な勤務時間の規定はなく、出勤前・退庁後に。

ルールブックと フォーメーションを 決めるジャッジの プレーヤー

2006年06月11日 00時36分06秒 | 未分類
なぜ、裁判をしない司法行政に裁判官を充てる必要があるのか?。
よく問われるし、私も弁護士時代から疑問を抱いて来た。
しかし、一つの説明として、裁判官の適切な配置をする仕事には優れた先輩裁判官が適任ではないか、という事はある。
例えば名古屋で弁護士をしていた私の適切な配置を考えて下さったのは、最高裁事務総局であり、高裁事務局長であり、地裁所長(代行)である。
最高裁で裁判の新しい規則を作る係にも、裁判官が最適任である事は否定できない。

日本代表? ジャッジに出来た ファンのクラブと サポーター

2006年06月11日 00時31分56秒 | 未分類
サッカーワールドカップ便乗どどいつ。
私もメンバーの「日本裁判官ネットワーク」には、元裁判官らの「サポーター」のほか、何と「ファンクラブ」があります。
詳しくは、下記ホームページをご覧下さい。
http://www.j-j-n.com/

どんな新聞 見たって一致 日本政府に 勧告す

2006年06月11日 00時18分21秒 | 未分類
ドミニカ織り込みどどいつ第2弾。

8日の朝刊各紙を読み比べてみた。
社説のタイトルを並べると、
朝日「国は謝罪して償いを」
東京「救済への知恵を絞れ」
毎日「政治の責任で謝罪と救済を」
読売「外務省は率直に責任を認めては」
産経「国は納得いく救済策示せ」
日経は社説ではないが、コラム「春秋」の結びで、
「愛国心を持てと求める政治家はまず、日本が愛するに足る、責任も道義もわきまえた国だと実証する「しかるべき対応」を急いでほしい。」

論調が割れがちの各紙にしては珍しい。
裁判官ならぬ新聞社「全員一致の判断」か。