弁護士任官どどいつ集

弁護士から裁判官になった竹内浩史のどどいつ集

青戸病院 医師らも青く 実刑瀬戸際 青ざめる

2006年06月16日 23時52分44秒 | 未分類
15日の「慈恵医大事件」東京地裁判決(以下、判決要旨の抜粋)から。
「知識、技術、経験がない3人が手術を始め、死亡させた。」「被告らを実刑に処すべきとも考えられるが、本件の責任を3人に全面的に負わせることが相当でないと認められる事情もある。今回に限り執行猶予が相当と判断した。」

若い女性は 向こうを見ずに 人とぶつかる Missをする

2006年06月16日 23時46分14秒 | 未分類
交差点で歩行者同士でぶつかり、怪我をした老女の若い女性に対する賠償請求を認めた15日の東京地裁判決から。
私も東京の街を歩いていて、近いうちにきっとこういう「交通事故」が起こると思っていた。
(以下、毎日新聞16日朝刊記事の判決抜粋から)
「健康な成人は道を歩く際、高齢者や幼児、障害者ら弱者に進路を譲ったり減速や停止したりすべきだ。現場は当時、多くの歩行者が行き来していたのに、若い女性は友人と話しながら漫然と歩き、お年寄りに気付かなかった過失がある」

ワイドショーでは 捜査が終わり 情状弁護を 始めてる

2006年06月16日 23時39分52秒 | 未分類
「容疑者の卒業文集」公開中?

なんで市民の 参加が要るか それも「日本の 論点」だ

2006年06月16日 00時35分06秒 | 未分類
文藝春秋編「日本の論点2006」の論点77(702頁~)は「裁判員制度は実現できるのか」。
日本裁判官ネットワークのメンバーでもある森野俊彦判事が「裁判員制度の難関は知識と経験の違う法律家と市民が行う評議にあり」と題して執筆している。
私は、そもそもなぜ市民の参加が要請されたのか、率直に考えることも大事だと思う。

日本裁判官ネットワークの次回例会は今週末の17日(土)大阪にて(詳しくはHP、http://www.j-j-n.com/を参照)。
最高裁が制作した映画「評議」を上映し、討論する。ぜひお越しを。