弁護士任官どどいつ集

弁護士から裁判官になった竹内浩史のどどいつ集

決して自分の 非は認めない およそ役人 たる者は

2006年06月26日 22時26分40秒 | 未分類
(参照条文)岩波現代文庫(末弘厳太郎 著 佐高 信 編)より
役人学三則
第1条 およそ役人たらんとする者は、万事につきなるべく広くかつ浅き理解を得ることに努むべく、狭隘なる特殊の事柄に特別の興味をいだきてこれに注意を集中するがごときことなきを要す。
第2条 およそ役人たらんとする者は法規を盾にとりて形式的理屈をいう技術を修得することを要す。
第3条 およそ役人たらんとする者は平素より縄張り根性の涵養に努むることを要す。

控訴されぬと 油断をしてた だから控訴で くつがえる

2006年06月26日 21時46分41秒 | 未分類
自分の判決が初めて控訴審で覆った反省から。

あなたたちです! 「増やせ」と言った! 「質が落ちた」と 言う前に

2006年06月26日 00時42分18秒 | 未分類
少し前の日本経済新聞の連載で、司法試験合格者の増員により質が落ちつつあるのではないかとの論及があった。
しかし、慎重だった日弁連に対し、大量増員を要求し続けたのは、誰だったか?
NHK「爆笑オンエアバトル」の決めゼリフではないが、「あなたたちです!」。
量を増やせば質が低下することは、子どもでも分かる程度の、理の当然ではないのか。
幸い、私が接して来た範囲では、まだ司法修習生の質が落ちたと実感したことはない。
しかし、今後さらに増え、年末からはロースクール出身の司法修習生が実務修習にやって来る。
同じ感想を持ち続けられると良いのだが。