福田カラーはやはり白紙だった (008.08.02.)
福田改造内閣の顔ぶれが決まった。国民が期待する思い切った改革内閣を福田さんに期待するのはやはり無理だったとしか思えない。昔の自民党の姿に完全に戻った派閥均衡・口封じ内閣といった改造に終わった。
結局は、福田さんの性格では思い切った事が出来ないと言うことで、福田カラーと言うからにはハッキリとした未来に向けての色合いが示されるのかと思っていたが、結果は何の色も特徴も無い白紙でした。唯一財政問題で「経済成長路線か」「財政再建路線か」が対立していたが、与謝野氏に傾いた「財政再建路線」を選んだと言うところだ。
また、党の幹事長には総裁選での政敵だった麻生さんを抱きこみ、麻生人気を引き寄せることで、今までの不人気対策にと考えたのだろうが、選挙を意識した発想としか思えない、中山恭子氏の入閣も「拉致被害者の会」への息抜き対策に入閣させた物と思われる。
旧小泉政権時代の「抵抗勢力」と言われた人たちを入れた、党内無難の内閣に終始したものである。
特に、道路を作ることの大好きな、古賀・谷垣・二階が揃えば、道路族の連中は内心喜んでいるのではないでしょうか。
特に国土交通省の官僚は胸を撫ぜ下ろしている事でしょう。道路特定財源の一般化も、公務員改革法案も骨抜きにされてしまう事になると思われる。
今日から、新閣僚で発足するのだから、実際は、今後を見なければいけないのだけれども、昔に返った顔ぶれでは、再び、政・菅・業の癒着路線に逆戻りする事になり、再び改悪の方向に進む事になるのではないかと思われる。
(えびなたろう)
福田改造内閣の顔ぶれが決まった。国民が期待する思い切った改革内閣を福田さんに期待するのはやはり無理だったとしか思えない。昔の自民党の姿に完全に戻った派閥均衡・口封じ内閣といった改造に終わった。
結局は、福田さんの性格では思い切った事が出来ないと言うことで、福田カラーと言うからにはハッキリとした未来に向けての色合いが示されるのかと思っていたが、結果は何の色も特徴も無い白紙でした。唯一財政問題で「経済成長路線か」「財政再建路線か」が対立していたが、与謝野氏に傾いた「財政再建路線」を選んだと言うところだ。
また、党の幹事長には総裁選での政敵だった麻生さんを抱きこみ、麻生人気を引き寄せることで、今までの不人気対策にと考えたのだろうが、選挙を意識した発想としか思えない、中山恭子氏の入閣も「拉致被害者の会」への息抜き対策に入閣させた物と思われる。
旧小泉政権時代の「抵抗勢力」と言われた人たちを入れた、党内無難の内閣に終始したものである。
特に、道路を作ることの大好きな、古賀・谷垣・二階が揃えば、道路族の連中は内心喜んでいるのではないでしょうか。
特に国土交通省の官僚は胸を撫ぜ下ろしている事でしょう。道路特定財源の一般化も、公務員改革法案も骨抜きにされてしまう事になると思われる。
今日から、新閣僚で発足するのだから、実際は、今後を見なければいけないのだけれども、昔に返った顔ぶれでは、再び、政・菅・業の癒着路線に逆戻りする事になり、再び改悪の方向に進む事になるのではないかと思われる。
(えびなたろう)