きまぐれ発言

日々変化する世の中をみて、私はこう思う。

金メタル、国旗の掲揚「超気持いい!」

2008-08-13 10:26:39 | Weblog
金メタル、国旗の掲揚「超気持いい!」      (008.08.13.)

やわらちゃんの敗退で、審判の判断で左右される柔道の判定に一抹の不信感を持っていたが、女子63キロ級柔道の谷本選手の金メダルはすべて1本勝負で勝ち進んだ堂々たる物であった。

特に決勝の一戦は、過去に負けていたフランスのドコス選手だけに、闘志を燃やして闘っていた、そして相手が大内狩りを掛けて来た瞬間を反し技で内股をきめ、ドコス選手が宙に浮いてひっくり返ったあの投げ技は、素晴らしい勝ち方であった。

とかく、判定による勝敗は、「指導」だとか「掛け逃げ」だとか訳の解らない審判員の主観が入るので、柔道と言う日本の国技に対しては、とかく他国からは反発感を持った審判員もいると言うから、半分諦めもあったが、谷本選手の勝ちっぷりは、オール1本勝負で文句の付けようが無い溜飲が下がる思いの勝利であった。

投げた瞬間「やった!」と言う彼女の笑顔は、今までの怪我や不調に悩まされてきた自分との戦を吹き飛ばす様な喜びの表現である。

表彰式では、台の中央に彼女が立ち、中国北京の大会場で、「国家君が代」が演奏され、国旗が掲揚された時は、彼女の目にも涙が潤んでいた。あの瞬間を見た日本の国民は、みな心に沁みる感激を覚えたことと思います。私も「超気持いい!」と叫びたかった。

以前日本と中国のサッカー試合で、日本が勝ったとき、国旗掲揚に「ブーイング」をした中国人がいたが、今回は全世界の人たちが日本選手を称える気持で、国旗の掲揚を見届けてくれていた。これが、民族の祭典であるオリンピックの姿である。
(えびなたろう)