きまぐれ発言

日々変化する世の中をみて、私はこう思う。

難航する国会の運営

2008-08-24 10:56:45 | Weblog
難航する国会の運営      (008.08.24.)

北京五輪も今日で閉幕となる。期待していた、星野ジャパンの活躍は、見事に国民の期待を欺いた。孫子の兵法に「敵を知り、己を知れば百選危うからず」と言うのがある。

星野監督は、メダルに付いて「金以外はいらない」とまで公言し胸を張っていたが、結局、銅メタルすら取れなかったことは、敵の力を知らず、己の力を買被っていた結果であったと言わざるを得ない。

今日で北京五輪も終わって、明日から国内政局の話題に移ってくると思うが、取り合えず目前の臨時国会を何時開催するのか、会期の延長は何日にするのか、いまだに決まらず難航しているようである。

公明党も、連立を組んで自民党と協調していたが、此処へ来て、強気の姿勢に転じ国会日程に付いても独自の主張を全面に押し出し、「首相の決断だ」と言うのなら「勝手にしろ」と突き放している。

孫子の兵法ではないが「自民党の実力も此れまでだ!」と見抜かれたのではないでしょうか。福田総理の方は果して自分の力をどの程度自覚しているのか今後の運営次第では
何時解散が行なわれるか、わからない状態に成ってきたようである。

福田さんの実力対しては、早くから、国民からの支持率が示すように「決断力がない」「何も遣らない」「先送りばかり」「ビジョンがない」「アメリカ一辺倒で」「中国にも弱腰で」等々。此れで、公明党から見放されれば、完全に腑抜けの内閣になってしまう。

しかし、それでも福田さんと言う人は、自分の置かれている状況の全く解らない“能天気”な人だから、そのまま流れに逆らわず、遣れるところまで遣るのかもしれない、決して自分から身を引く事をしない所があるからだ。

この状態を何処まで自民党が許しておくのか、周りもただ見守るしか無いのかも。
(えびなたろう)