きまぐれ発言

日々変化する世の中をみて、私はこう思う。

「ムダ・ゼロ対策は」は超党派で強い権限を

2008-08-08 10:20:32 | Weblog
「ムダ・ゼロ対策は」は超党派で強い権限を      (008.08.08.)

福田総理の掲げる「ムダ・ゼロ対策」を踏まえ「行政支出総点検会議」(座長:茂木友三郎氏)の初会合が昨日開かれた。

メンバーは、政府関係者以外に民間から10人ほどが選ばれ、各省庁のムダ使いの批判に対し官邸主導で経費削減を進めるのが狙いと言うことで、中には全国的に知名度の高い東国原氏も入っていて、会議に掛ける意気込みをアピールする狙いもあるようだ。

座長の茂木氏はこのほかに独立行政法人をテーマにした政府の「行政減量・効率化有識者会議」の座長も勤めておられ、似たような内容の会議でいずれも会議の持つ権限も何も無い事から、座長の茂木氏も戸惑っているように思われる。

この様な会議は、一般国民の目を欺く為の物でどんなに有識者を集めた会議でも結局は族議員や官僚の意見聴取に頼る結果しか出て来ないのが通例である。

行政のムダ使いをなくす事に反対する人は全国民誰もいないはずで、賛成する人がいるとすれば、その恩恵に浴している人又は団体で、この様な人又は団体を無くする事が必要なのです。

だから本当に遣ろうとするならば、与野党を問わず、超党派で、強力な組織をつくり、徹底した取り組みが行なえるような組織が必要です。

今、国会議員の中で、最もムダ使いに積極的に取り組んでいるのは民主党の長妻昭議員です。彼を長として、超党派のムダ・ゼロ対策組織をつくり政府がそれをバックアップする事が本当の改革が出来るのではないでしょうか。

長妻議員は民主党の所属であります。だから与党は頭から彼の言う事に対抗を示すが、では、誰が今まで彼以上にムダについて、政策を持っていた人がいたでしょうか。社保庁のムダについても、記録のミスについても、彼の言う事は一貫して間違いは無かった。
与党は官僚の間違いを、庇い、隠す事に終始していたではないか。

私は、民主党員でも何党員でもありません、「国民の目線」で言っているのです。

「ムダの撲滅」は、全国民の願いであります、此れこそ党派を超えた人材で、対策する事が政府のとる態度で、万難を廃して取り組んで頂きたいと思います。

とかく「有識者」と言う常識はずれの人々を私は絶対に信用致しません。
(えびなたろう)