きまぐれ発言

日々変化する世の中をみて、私はこう思う。

韓国に負けた日本の野球

2008-08-23 11:17:18 | Weblog
韓国に負けた日本の野球     (008.08.23.)

日本の野球は必ず金メタルを取ってくれると思っていただけに、韓国に敗北を喫したのは、本当に残念であった。

どうも、試合前から、勝てるような予感はしていなかったが、それでも、日本が揃えた各選手はプロ野球の各チームから選抜された一流選手で固めているから、「キューバ」や「アメリカ」チームとは苦戦はしても、韓国チームに負けたのは、大きな誤算であったと言うべきだろう。

今回日本チームの戦いぶりを見ていても、本来の力が出し切れていないように思われた。
五輪への壮行試合の時も送り出すチームに大敗を喫したが、星野監督も「五輪ではあんなブザマな負け方は致しません!」と誓った言葉が、いまだに耳に残っているが、其の時から「大丈夫かな?」と言う気持は感じられた。

其の思いが、今回の試合で他の国のチームと闘っていても、払拭されなかった。
第一に「元気が無かった」第二に「打撃が全くふるは無かった」様に思います。

個々の選手は、オリンピックに選抜された事を名誉に感じ、夫々に自分の持ち味を、遺憾なく発揮しようと思っているとは思うが、チームとしての纏まりが無かった様に思われた。

打撃においても、見逃しのストライクが多い事と、ボールを振らされた三振が多く、その選手の普段の力を知っている物から見て、伸び伸びとした野球が出来てないように思えたのである。
従って、見ていて、感動が伝わってこない野球で面白く無かった。甲子園で遣っている高校野球の方が一球一球に感動が伝わってくる野球で、本当の野球の姿をみる思いであった。

星の監督以下出場選手には、つい残念な思いが辛口の評価になってしまったが、野球と言うスポーツが、如何にチームワークの大切なスポーツであるかを感じさせるものである。

其の反対に、女子のソフトボールは、見事な金メタルであった。このチームには上野由岐子投手と言うスーパー選手を中心にして全員に闘志がみなぎっていた事が見ている者にも感動を与えた。

今回日本の野球チームは、星野監督と言う大物監督を擁立し過ぎて、選手も固くなったのではないでしょうか。其れと結団してから後、チームワークの取れる合宿を充分に行なえなかったのも原因の一つかもしれません。

金は取れなくとも、今日は3位決定戦に勝って銅メタルを取ってかえって来てください。
(えびなたろう)