きまぐれ発言

日々変化する世の中をみて、私はこう思う。

「亀裂は最初からあった」維新分裂

2014-05-30 09:15:42 | Weblog
「亀裂は最初からあった」維新分裂        (2014-05.30.)

日本維新の会、共同代表の橋下徹大阪市長が29日行った定例記者会見。石原慎太郎共同代表が「合流時から小さな亀裂があった」と話している事を、記者を通じて伝えられた橋下氏は、「僕の認識が甘かった」と表情を曇らせた。

石原氏は分党に至った経緯を「小さな亀裂」と言う言葉で説明した。合流前、石原氏や平沼赳夫氏らとの会談の場で、橋下氏が「私たちが必要としているのは石原さん1人で、平沼さんたちはいらない」と話した事をあげ、「その時の心理的な亀裂が尾を引いて、色んな形になったことは否めない」と述べている。

あの当時平沼さん達のグループは自民党の中でもお払い箱に近い老人ばかりで、その当時の人達を、前にして、“あなたたちはいらない”と一言いえば当然“カチン”と来るのは当たり前である。しかも老人は、物をハッキリ言う若者代表格の橋下氏だから尚更の事だ。

その一言は心に深く傷つき、小さな亀裂どころか、大きな亀裂が、最初からあったと言う事では無いでしょうか。

石原さんが、最後に憲法論議“「自主憲法制定」”と言う一言に拘った姿は、老人の拘りと一致する事からも窺い知る事が出来る(平沼さんを中心に太陽の党の老人に突きあげられる石原さんの姿が目に浮かぶようだ)。

結の党が「自主憲法制定」に拘った老人の姿に、間髪を入れず拒否反応を示した事は、将に正解である。

橋下氏は今の若い政治家の代表的存在で、彼の言の中で、「僕は、今の国の中央集権体制を変えなきゃいけない。自民党に対抗する大きな勢力が居ないと自民党をチェックすることが出来なくなり、其れは国民のためにならない、と言う思いがある」と言っている。

全く私も同感である。そして、結の党と一緒になって国のため、国民の為に活動してくれることを大きな期待で見守っている。
(えびなたろう)