きまぐれ発言

日々変化する世の中をみて、私はこう思う。

日・独の「協調」

2014-05-01 10:47:06 | Weblog
日・独の「協調」      (2014-05.01.)

4月30日、「日・独首脳会談」で、安倍晋三首相とメルケル首相は、ウクライナ問題を巡り「ロシアとの対話が必要」との認識で足並みを揃えた。
安倍首相は「北方領土問題」で、メルケル首相は「エネルギー問題」で両国とも重要な対ロシアに共通する、問題を抱えて居る。

両国とも同じG7のメンバー国ではあるが、ドイツはEUを代表して当面ウクライナ問題ではエネルギーをロシアに依存しているだけに、平和的に話し合いで、解決したいと願って居る。日本も対ロシアには北方領土問題で、対立的な問題にしたくない状況は一緒である。
ただ、アメリカだけが問題を抱えているわけではないから、対ロに対する制裁は強硬姿勢を示して居る。

EU側とロシア側、両者の対立と言われているが、実際には両者共そこに生活をする、住民が平和で、戦争の無い、安心した生活を望んでいるのだから、両者ともよく話し合ったら良いと思う。特にアメリカは、欲望には関係が有るかも知れないが、直接の利害関係には関係が無いのだから、飽く迄平和的な話し合い解決が望まれるところである。

両者の経済圧力の掛け合いは全く意味のない単なる力の応酬で、前時代的な解決方法では歴史的な恨みを残すばかりで、またそれが返って、テロの温床になるのである。
(えびなたろう)