きまぐれ発言

日々変化する世の中をみて、私はこう思う。

オバマ大統領のアジア重視の歴訪

2014-05-10 11:35:37 | Weblog
オバマ大統領のアジア重視の歴訪      (2014-05.10.)

4月末のオバマ米大統領のアジア歴訪は、同地域の同盟国を勇気付け、拡張主義政策の中国を牽制するのに重要な旅であった。

早速、緊張が高まっている中国とベトナムが領有権を争う西沙(英語名パラセル)では、中国の国営企業による海底油田の採掘を巡り、にらみ合いが続いている。

また、南沙(英語名スプラトリー)諸島では中国がウミガメを密猟していたとフィリッピン海洋警察による漁船拿捕事件が起こっている。今回のオバマ大統領のアジア歴訪は、中国の力の行使を抑制する狙いでは、周りの諸国に勇気付けたとの思いで受け止めて居る。

今回、中國の掘削作業準備をした海域は、ベトナム中部沖220キロで、中國は領有権を持つ西沙諸島の海域だと主張し、ベトナムは自国の排他的経済水域の内側だと反発している。

日本の尖閣諸島問題も以前から日本の施政権下にあり今回のオバマ訪日で確約し、日米安保条約第5条の適用範囲で有る事は間違いない所である。

5月11日にはASEAN首脳会議がミヤンマーで開かれる。アメリカが、アジア地域を重視に転換した事から、この期を捉えて、アジアでの中国の横暴を許してはいけないと思います。

そのためには、日本の撮る姿勢も中国の横暴には厳しく対応し、また、国防予算を減少したアメリカに対しても、アメリカに代わって遣れるものを代わって行う支援活動を強化する姿勢を示す必要が有るのでなないでしょうか。
(えびなたろう)