きまぐれ発言

日々変化する世の中をみて、私はこう思う。

STAP細胞の“対立”は、患者を無視

2014-04-09 11:37:11 | Weblog
STAP細胞の“対立”は、患者を無視      (2014-04.09.)

今朝の新聞も、STAP細胞論文問題で、揉めている。「小保方研究者」は論文に掲載した画像が読む人の事を考え、解りやすくするために明確な写真と取り替えて、添付した。
確かに研究で得た写真そのものを、添付した物ではない事を、認めている。

「解りやすく読む人の為に、同じもので有るが、見やすい写真を載せた、という物で「捏造」「改ざん」と言う物ではなく、いわんや、悪意を持って遣ったものではありません」。と言っている。

そして、彼女は自分でチェックして、修正した物を“ネイチャー社”に送り直している。然るに理研は彼女の論文を、ただ一方的に理研検査委員会(委員長;石井俊介上級研究員)に任せ、その論文の内容に、「捏造」や「改ざん」があったと、小保方研究員の意見も相談もなく、発表してしまった。

彼女の研究は、難病患者の救済に繋がる、重大な研究で、其の行方は関係団体の注目の的である。小保方女史の細胞研究は、その難病患者を救う医学研究に没頭していただけに、理研の発表は、一方的な「論文の「捏造」・「改ざん」と言う悪意を込めた表現で発表しているから、彼女の心を無残に蹴落とす状態に落とし込んでしまったのである。

恐らく、彼女は、理研の審査発表をみて、“顔面蒼白になって怒った”と言うから、一時は精神障害状態にまで、陥る状態になったのではないでしょうか。

小保方氏はSTAP細胞の存在に付いては「今迄、何度も見ている、間違い無くSTAP細胞は存在する」と言っている。

代理人を務める三木秀雄弁護士は大阪市内で記者会見を行い、彼女の病情を「入院してチョット落ち着いた」と言っている、そして9日には彼女の記者会見が行われる事になって居ると話した。

記者会見では、先ず「自分のミスで、他の研究者や理研、社会、に大変迷惑を掛けた事を詫び」更に、今回の論文に付いては、「“過失”行為だとし、不正だとされた調査結果の撤回をもとめる事になる。と思う」との事である。

研究学会の内情は、余り良く知らないが、未知の分野を、誰が早く解明に繋がるか、の争いである。その中には、人を蹴落としても浮かび上がろうとするドロドロとしたものもある。その一方で、わらおも捕まる思いの難病患者の事も考えて、研究に励んで貰いたい。
(えびなたろう)