きまぐれ発言

日々変化する世の中をみて、私はこう思う。

「みんなの党」は、渡辺氏の“私党”

2014-04-03 13:08:29 | Weblog
「みんなの党」は、渡辺氏の“私党”       (2014-04.03.)

今朝の毎日新聞で渡辺善美代表が(DHC)と言う化粧品会社の会長(吉田嘉明氏)から渡辺氏からの申し出でで、2010年の参議院選前に3億円、12年の衆議院選前に5億円を借りている。渡辺代表は合計8億円の借金を「純粋に個人としてかりた」と主張している。

しかし、吉田氏は衆議院選前に渡辺氏から選挙情勢を説明しつつ融資依頼をして来た「メール」を公表して、選挙資金目当ての借金だったと断言している。

これに対し渡辺代表は、「党首が個人の活動に使った」と言い、党への貸付以外に「酉の市の熊手」を具体的な買い物物品として示しただけである。

渡辺代表は、吉田会長の公表したメールが本物であったとしても「法律違反は生じない」とも主張している。問題は、党首の活動に絡み8億円ものカネが公にされないで動いて居る事自体が不信であると、言っているのだ。

渡辺氏が、公職選挙法や、政治資金規正法に違反していないと言うなら、なおの事、借入れ金の性格や使途について明確な説明が当然必要である。

此れに付いて党内からは江口克彦最高顧問が、代表辞任を要求しているが、それ以外の党員は何も言わず、黙って渡辺氏に従っている。将に渡辺氏の「私党」である。

「みんなの党は」清潔で、紐付きではなく、「クリーン」な政党であると言う事で、党勢力も伸ばして来たのであるが、内情がこの様な事であるとは思わなかった。

江田憲司が幹事長で有ったが、党の会計が不透明であり、其れを追究されて、渡辺党首が追い出したのも、将にその裏にこの様な事情があったのである。

いまや、「みんなの党は」完全に「渡辺私党」となり、ワンマン運営で周囲が見えなくなっているのではないでしょうか。
(えびなたろう)