きまぐれ発言

日々変化する世の中をみて、私はこう思う。

脱原発が争点に成る都知事選

2014-01-18 12:14:38 | Weblog
脱原発が争点に成る都知事選    (2014-01.18.)

都知事選の間際になって、「脱原発」か「原発推進」かが都知事選の争点になって来ている。
最初は東京都の知事選挙の争点は、いろいろあったが、中でも五輪に向けての争点が、猪瀬氏の急転辞任によって浮上して居た。

しかし、細川護煕元総理が立候補する事で、彼の主張する「脱原発」に共鳴したこれまた、元総理の、小泉一郎氏が支持を表明したことによって、現安倍総理のバックである自民党に強烈な稲妻が走り、自民党が支持していた「升添元厚生大臣」と真っ向からの対決することとなった。それも、升添氏は、自民党を離党した、元厚生大臣で、自民党が支持するのも、党内で、種々揉めた末に決まった候補者である。

今迄、日本の政界・学界・産業界・で反原発を唱える事自体、各方面からの圧力が掛かり、従って、今の自民党政権下では、「脱原発」を正面切って唱える人はいなかったのである。従って、今回の都知事選は、国論を二分する、「原発論争」選挙に成ったのである。

今朝の新聞では、細川・小泉側は、「即原発ゼロ」を強調している。私自身の提案はシェールガス、エネルギーに転換を狙った、「随時転換」を提案している。その違いは、今迄の化石燃料使用に戻どすと、電気代が高くなるからで、転換までは原子力が案全を確認した上で、許容すると言う考えでありました。

しかし、現状の日本は一基も原発が動いて居ないから、現状は「原発ゼロ」の状態にあります。従って、今後動かす物に付いては、「シェールガス・タービン発電」にすれは、原発ゼロで転換で出来る事に成ります。だから、原発再稼働を考える事では無く、即ガスタービンに切り替える事にすれは、安い燃料(ガスタービン:今迄の化石燃料の2分の1以下)での発電に切り替えることが出来ると思います。だから、国の方針転換(考えを変えるだけ)で「即原発ゼロ」に転換は可能なのです。

長い将来を考えれば、「トイレの無いマンショオン」を、続ける事は出来ません。安倍総理はJOCで日本の放射能汚染について、「確信をもって、制御しています」と胸を張ったが、
未だに汚染水の漏水は、続いています。其の危険度は、日々拡大の一途です。

行政の力によって、民意を押さえ、発言を封じ込める事は、一党独裁体制の良くある封じ込めです。「ねじれ国会」が無くなった今、自公の独裁体制は、今の中国よりも日本の方が危険状態にあります。それは、野党は野党でバラバラで、党利、党略ばかりに傾注し、今や自民党の言いなり政界だからです。その傾向は、「みんなの党の分解によって更に促進され、渡辺党主は、江田を追い出し、自ら自民党のお先棒担ぎを、遣って居ます。」
(えびなたろう)