きまぐれ発言

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安倍氏の靖国参拝問題

2014-01-09 20:24:43 | Weblog
安倍氏の靖国参拝問題      (2014-01.09.)

中國外務省の秦剛報道官は26日、安倍総理の靖国神社参拝について、「中国政府は、日本の指導者が粗暴にも中国とその他のアジアの被害国の国民の感情を踏みにじり、公然と歴史の正義と人類の良識に挑戦した行動に強い怒りを示す」などとする談話を発表した、日本を非難すると共に、日本政府に強く抗議すると表明した。

秦報道官は、「靖国神社は日本の軍国主義が対外的に行って来た侵略戦争の象徴だ」とする従来の主張を繰り返し、今回の参拝を「侵略と植民地統治を美化し、国際社会の日本の軍国主義に対する正義の審判を覆そうと企んでいる」などと位置図づけた。

さらに、尖閣諸島(沖縄県石垣市)を巡る問題で、「日中関係が深刻な困難に直面している」と指摘。安全保障領域で日本が「中国脅威論」を煽り中国の利益を損ねていると主張した上で、今回の参拝が「両国関係の改善・発展に、新たな政治障害をもたらす。日本側はこれにより生じる一切の責任を負うべきである」と警告した。

中國国営新華社通信は同日、安倍首相の靖国神社参拝を速報。「安倍首相が就任1年に合わせ、日本の保守層の支持を得る為に参拝を決めた」「中国や韓国との関係に影を落とすだろう」とする日本メディアの分析を伝えた。

此れに対し安倍総理は「日本の為に尊い命を犠牲にされた英霊に対し、尊崇の念を表し、平和をお祈りした。二度と戦争の惨禍によって人々が苦しむ事の無いようにするとの誓いをした」と語り。

首相は、中國や韓国などの反発に対しては「靖国神社の参拝は、戦犯を崇拝する行為だという誤解に基づく批判があるが、中國、韓国の人達の気持ちを傷つけるつもりは毛頭ない。参拝して来た歴代の首相と全く同じ考えだ」と強調した。更に中国や、韓国側に対し、参拝の意義について「直接説明したい」とも述べた。

首相は本殿参拝とは別に「鎮霊社」にも参拝し靖国神社に合祀されて居ない戦争の犠牲者に対しても慰霊し、不戦の誓いを行ったのである。

しかし、今の段階では、何をやっても、どの様に説明しても、中國・韓国には、安倍総理の説明を、真正面から聞く耳を持つ態度では有りません。従って今は、刺激するような事は何もしないで、只、平和主義の日本の態度を前面に表明するだけに留め、相手に突き入る隙を与えない事が大切である。

安倍総理は、自分の考えを理解させるべく、動き回るが、今は相手が理解しようとする形態を成して居ない事を理解すべきである。そして、今年1年相手からの隙を与えない姿勢に終始する事が大切で、相手の国の内乱を待っていれば良いのです。

今年は、波乱に年であるだけに、その波乱の兆候はこの1~2年じっとしているだけで、相手の国内で、起るのです。それをせずに、相手を刺激するから、それに乗じて中国の内乱が起こりそうで、起らない様、反日行動に振り替えて、国民を操作しているのが中國共産党であります。

相手を刺激する事は、反日材料を与えて居る様なもので、中國に取っては国内問題の封じ込めに願っても無い材料であるからです。いまは、終始我慢一辺倒で、淡々と過ごすべきで有ると思います。
(えびなたろう)