きまぐれ発言

日々変化する世の中をみて、私はこう思う。

「原発をシェールガス転換の国策事業」として

2014-01-15 10:10:27 | Weblog
「原発をシェールガス転換の国策事業」として     (2014-01.15.)

東京知事選挙で、日本の元首相2人(細川・小泉)が東京都の知事候補を細川氏に絞って、2人が協力する事で、話し合われた。
真に素晴らしい事だ。そして、二人の最大の合意点は「脱原発」を唱えている事である。

今迄、日本には、「原子力ムラ」と言うのが、「世の中の黒弧」として暗躍し、学界・エネルギー業界(電気業界を含む)を、原子力に関する産業界団体を支配し、その力が、自民党政権の資金原として働いて来ただけに、原子力に関しては、“安全な物”とする「原子力神話」なるものが世の中を謳歌し、学会でも真実が語られる事が恐れられていた。

しかし、一方で、放射線汚染の問題が、人間生活の根源を揺るがし、此れを制御する学術的知識も、現状ない事が、災いを拡大している。それは即ち、使用済み核燃料の廃棄に対して「安全を確立した、処理が技術的に克服されておらない」事で、世に言う「トイレの無いマンション」と言われていた事である。

東京電力福島第1原発で起った、「メルトダウン」事故は、起こしては成らない事故で、其れを起こしてしまった事故で。其の為に放射能汚染事故は未だ制御仕切れず。住民の避難も2年半を越えても、帰郷出来ず、見通しも経っていない。そして未だに原子力を推進する側の人も居る。

今回都知事選で、細川・小泉の元首相経験者二人が、図らずも「脱原発」で合意し、日本の原子力エネルギーに対する将来への道筋を明確にした事は、今後は国民の中に勇気をもって「脱原発」を提唱することが出来る、また「脱原発」の裏には「石油メジャーの影響が見え隠れする」と言う噂もあるが、其れに変わる、「アメリカのシェールガス」を当てる事が提案されれば、日本の技術が、アメリカで生かされ、アメリカの同意も得られる所ではないでしょうか。

いまや、原子力エネルギーに置き換わるエネルギーは「シェールガス」以外には無く、シエールガス開発には日本の技術無くして、開発は出来ません。私はこれを原子力に置き換わるエネルギーとして、技術を提供し、アメリカと共同作業で開発を国策事業の第1とする事では無いでしょうか。

そして、この話の基は、東京都知事選挙での細川・小泉の両者の協力で実り、東京五輪の時には「脱原発」で原子力や石油エネルギーは「シェールガス」に置き換わって居る時代で有る事をのぞんでいる。
(えびなたろう)