東京知事選の行方 (2014-01.10.)
東京五輪を誘致に成功した猪瀬知事が次期オリンピックを迎える主役として、華々しく登場する事を連想していたが、昨年の暮れに行われた、都議会の中で、都知事の選挙で、金銭に関わる疑惑の問題で、ゴタゴタになり、選挙疑惑で有名な「徳洲会」から5000万円の金が受け取った、とか、受け取らなかった、とかの疑いが掛かり、その対応に猪瀬知事の答弁が全く下手くそで、答弁すればするほど、疑惑が深まり、遂に辞任する羽目となり、急遽年明け早々都知事選を再び遣る事に成った。
猪瀬さんも選挙には素人で、疑惑をまねく様な事をしなければ良いのだが、5000万円と言う金に困ったわけでもなく、とかく選挙は金が掛かると言うので、何かの時の為にと一時借りた金で、結局は一銭もその金を選挙には使わなかった、と言う事である。然るに選挙の時に動いた疑惑が、「東京都知事」と言う権益が「徳洲会病院」の入札疑惑に絡まって贈収賄疑惑の恐れもあるとかで、とうとう後援してくれていた石原前知事からも辞任を強要され辞任したのである。
その結果から急遽都知事選挙に成ったわけだが、後、選挙まで1か月を控えて、誰が知事に成るのか、山積した知事の仕事を残したまま、右往左往している状態だ。
都民による選挙だから、都民であれば誰でも良いと言う事で、立候補者は元総理から、政治家、弁護士、元航空幕僚長、それに毎度おなじみの発明家にいたる、まで多々済々が立候補している。
民主的とは、此の事を言うのかもしれないが、東京都の知事に成れば、さしあたりオリンピック誘致に関わる大仕事が待っており、其れをこなせる人材でなくては成りません。これまで猪瀬さんが努力してこられた事を、考えての辞任であることを、都議会は考えての事で有ったのだろうか。
とかく日本の政界もそうだが、人の欠点には、重箱の隅をほじくるような事をするが、其の後の事まで考えない事が多い。そして、足を引っ張る様な事はするが、協調する事はしない。
其れだけ心が「いやしい」のではないでしょうか。
今日本の政界は、世界の中で難しい局面に晒されております。この大局を乗り越える為には、小異をすてて、大意に協力する事が大切です。安倍総理もそれなりに良くやっていると思うが、決して100%では有りません。だから、野党は小党乱立の状態ではいけません、少なくとも1~2の政党に絞って、国際的な見地に立って、国の方向を正しく導いて行く事が大切である。
今年は、波乱の時と言われている、年頭に当たっての“苦言を一言”・・・・。
(えびなたろう)
東京五輪を誘致に成功した猪瀬知事が次期オリンピックを迎える主役として、華々しく登場する事を連想していたが、昨年の暮れに行われた、都議会の中で、都知事の選挙で、金銭に関わる疑惑の問題で、ゴタゴタになり、選挙疑惑で有名な「徳洲会」から5000万円の金が受け取った、とか、受け取らなかった、とかの疑いが掛かり、その対応に猪瀬知事の答弁が全く下手くそで、答弁すればするほど、疑惑が深まり、遂に辞任する羽目となり、急遽年明け早々都知事選を再び遣る事に成った。
猪瀬さんも選挙には素人で、疑惑をまねく様な事をしなければ良いのだが、5000万円と言う金に困ったわけでもなく、とかく選挙は金が掛かると言うので、何かの時の為にと一時借りた金で、結局は一銭もその金を選挙には使わなかった、と言う事である。然るに選挙の時に動いた疑惑が、「東京都知事」と言う権益が「徳洲会病院」の入札疑惑に絡まって贈収賄疑惑の恐れもあるとかで、とうとう後援してくれていた石原前知事からも辞任を強要され辞任したのである。
その結果から急遽都知事選挙に成ったわけだが、後、選挙まで1か月を控えて、誰が知事に成るのか、山積した知事の仕事を残したまま、右往左往している状態だ。
都民による選挙だから、都民であれば誰でも良いと言う事で、立候補者は元総理から、政治家、弁護士、元航空幕僚長、それに毎度おなじみの発明家にいたる、まで多々済々が立候補している。
民主的とは、此の事を言うのかもしれないが、東京都の知事に成れば、さしあたりオリンピック誘致に関わる大仕事が待っており、其れをこなせる人材でなくては成りません。これまで猪瀬さんが努力してこられた事を、考えての辞任であることを、都議会は考えての事で有ったのだろうか。
とかく日本の政界もそうだが、人の欠点には、重箱の隅をほじくるような事をするが、其の後の事まで考えない事が多い。そして、足を引っ張る様な事はするが、協調する事はしない。
其れだけ心が「いやしい」のではないでしょうか。
今日本の政界は、世界の中で難しい局面に晒されております。この大局を乗り越える為には、小異をすてて、大意に協力する事が大切です。安倍総理もそれなりに良くやっていると思うが、決して100%では有りません。だから、野党は小党乱立の状態ではいけません、少なくとも1~2の政党に絞って、国際的な見地に立って、国の方向を正しく導いて行く事が大切である。
今年は、波乱の時と言われている、年頭に当たっての“苦言を一言”・・・・。
(えびなたろう)