きまぐれ発言

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エジプトで気球墜落事故

2013-02-27 10:28:09 | Weblog
エジプトで気球墜落事故       (2013-02.27)

エジプト中部の古代遺跡、世界的な観光地ルクソールで26日朝(日本時間同日午後)、観光用熱気球が墜落した。日本人を含む外国人ら19名が死亡した。

JTBの子会社、JTBグランドツアー&サービス(東京)は26日夜、記者会見し、事故に遭った日本人は、同社ツアーの参加者で、いずれも東京23区に住む60歳代の夫婦二組で有る事を明らかにした。

事故を目撃した地元住民の話によると、熱気球はナイル川西岸を遊覧中で、着陸直前にガスボンベが燃え上がり、墜落して爆発したと言う。

また、現地のアルアラム紙は、地上の作業員が気球から下ろされたロープを引っ張って姿勢を制御していたと報道。その際燃料用のガス管が外れて炎上し、地上2~3メートルまっで降下して着陸直前だったが、上空300メートルまで一気に上昇、観光客の衣類は燃え、次々と落下して亡くなった。と伝えている。

墜落現場の土地の所有者、ムハンマド・タイエッブさん(48)は、着地しようとした気球から火災が発生したのを目撃し、「操縦士ら数人が飛び降りて逃げ出した。その後、気球は急上昇し、逃げ出そうとした客が落ちてきた」と述べている。
そして、「真っ赤に燃えた気球は、その後落下。着地したとたんに爆発した」とのべ、「助けようと思ったが、何もできなかった」と声を震わせていたと言う。

爆発は、相当に大きかった様で、ルクソールのホテル支配人は「朝7時ごろ、大きな音がしてびっくりした。現場から数キロ離れているのに、従業員の何人かは「家が揺れた」と言っていた」。
(えびなたろう)