きまぐれ発言

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自民党と対面できる第2の政党を

2013-02-22 10:04:39 | Weblog
自民党と対面できる第2の政党を      (2013-02.22)

自民党と対比して民主党を考えていたから、「2大政党だ」とマスコミに言われてその気になって居たのも事実であったが、民主党には一国の行政を担当するには欠点だらけの政党である事が露呈され、とても自民党と対抗して、政治を行える様な政党ではない事が分かった。

最も生い立ちが、野党の寄せ集め政党であり、党としての纏まった理論も党是もありません、右から左まで、政党として考えの幅が広く、何一つ政策で、一つに纏まったものが有りません。消費税にしても、「賛成」と「反対」が同居して一つの党内で、論争している、しかも両方の夫々の派に党を代表する様な人たちが分かれて存在するから、党内がバラバラである。

一方に鳩山・小沢と言う代表格がいて、その対抗に、菅・岡田・野田などが居る。両者の言い分が違うのも、基本の思想が違うから、纏まる筈がない。特に党内に鎮座する小沢氏は、小沢派をつくり、党のオーナーである鳩山由紀夫氏を抱え込んでいる。これでは元来から一本に纏まらない政党である、党を支援する支援団体も、日教組と言う日本の国旗・国歌おも拒否している政党が民主党の支持団体になって居る事がそもそも国民政党としての態を成していない。

対面に位置する自民党は、戦後60年政権与党として続いて来たのも、野党には政権を任せるだけの呈を成しておらず、専ら野党として、責任政党に任じられる能力も、人材も擁していなかったからである。

従って、自民党は自民党で、変われる政党が居ない事から、堕落が始まり、官僚任せの、政党に成ってしまい。堕落した政治が、前回の『政権交代』に成ってしまったのである。

自民党はこの時点で、本当は強い反省が必要であったが、政権交代した民主党が政権与党の呈を成して居なかったから、再び自民党に帰っただけである。だから決して自民党を「良し」としたわけでは有りません。余りにも「民主党政権がひどすぎた」のである。

安倍政権は、この間の経過を十分見極めて、政権運営に望んでもらいたいと思います。

いま、国民の期待は自民党が駄目でも民主党では有りません、むしろ第3党の成長を望むでしょう。第3党は、「維新の会」「みんなの党」を中心にしたものです。

今の民主党は、早く解体して、夫々が協力できる政党に分散し、自民党の対面に位置する能力のある、政党になって、日本の国の政治を担う第2の政党に成って欲しいと思います。
(えびなたろう)