きまぐれ発言

日々変化する世の中をみて、私はこう思う。

中国の大気汚染 健康悪化の恐れ

2013-02-03 15:25:27 | Weblog
中国の大気汚染 健康悪化の恐れ       (2013-02.03.)

中国各地で大気汚染の深刻な地域が更に拡大し、中國国内の医療機関には、のどや目の痛みを訴える患者が詰めかけている。特に幼い子供や、屋外の活動が多い警察官など健康悪化が懸念され、当局は対応に追われている。視界不良による交通事故も相次いでおり、影響の広がりに中國国外からも懸念の声が上がっている。

中国環境保護省によると1月30日のデーターで、大気汚染の高い数値を示しているのは約143万平方キロで日本の面積の4倍近くに達している。

北京市中心部の病院では子供連れの家族が多く、「幼稚園が休みに成った、こんな天気は大嫌い」と口々に言いながら、喉の痛みや、水も飲めない炎症を訴えている。

中国メディアは31日視界不良の為、北京市中心部の高速道路で、車100台が追突事故をお越し、飛行機も決行している。主要道路の通行も規制されている。

通行量の多い幹線道路の警察官らは、健康悪化を懸念され、インターネット上で避難を受けた当局は30日になって、マスク着用を認める事に成った。

その他、インターネット上では春節(旧正月、2月10日)の伝統である爆竹や花火の使用を制限するべきだ、の意見が支持を集め、長期的な視点での意識改革を呼びかける論調が強まっている。

普段は対外強硬論が強い「環球時報」も社説で「深刻な大気汚染には合理的なエネルギー消費や産業の構造、生活スタイルに加え、中国の発展モデルや体制の問題も見える」と強調。

「北京五輪の前に外国メディアが北京の大気汚染を書き立て、其れには道理があった。あの時にもっと外部の意見を聞いていれば、我々はその後の数年で環境保護に的確に取り組めたはずだ」と率直に認めている。
(えびなたろう)