きまぐれ発言

日々変化する世の中をみて、私はこう思う。

進まない北方4島返還交渉

2013-02-12 11:31:21 | Weblog
進まない北方4島返還交渉        (2013-02.12.)

戦後60年以上も経って、日露関係は未だに解決して居ない。それは北方4島の問題である。
ロシアに言わせれば、千島は戦勝国であるロシアが戦い執ったのであると言っているが日本側からは終戦に成ってから攻め込んで取った島であるとし、日本の戦争放棄状態の時に攻め込んで取った島だと言っている。

両国の言い分は最初から異なり以来半世紀以上も経って未だに双方とも突っ張り合って解決していない。
当初は、無人島に近い島でどちらの国に属しても大した事の無い島だと思っていたが。今では住む住民も増え設備も整っていると言う事である。そしてその実行支配はロシアが行い病院・学校・港湾設備等々ロシアが行政インフラを行って来たのである。

日本の主張は、「古来からの領土だ」と言う事が唯一の主張で、住民も緊急医療問題では日本側へ移送して応急処置をしていた事もあり、其の頃は住民も日本への帰属を望む人も多かったのである。日本もある程度その住民の意向に頼っていたところもあったが。あれから60年ロシアは住民の生活に必要なインフラ整備に金や設備を投入し、一方日本は放置してたため、現状の実行支配は完全にロシアが握っている状態になった。そして、住民もロシア系が多くなり、彼らの意向もロシアへの帰属を望む住民が多くなっている様である。

半世紀に及ぶ時間の経過は、その土地の支配は、その土地の住民が主体で住んでいるから、もはや「先祖の墓が有るから」「古代からの領土だ」と行ってみても其の説得力はないのではないでしょうか。
ロシアに執っては地理的にも太平洋への出口であるだけに、日本が考えている以上に4島の重みは重要であると言っている。

2月11日付けの東郷和彦氏(元外務省高官)の毎日新聞への投稿を読んで、日本は今や北方領土交渉は半世紀以上も経った現在「先祖の墓があるから」とか「古代からの領土だ」と言ったところで説得力は無くいわんや「4島返還は」無理であると言う事だ。

今なら「2島+α」なら合意の可能性があると言うのなら、「2島とシベリア開発の技術協力への特権を得たい」と言う注文を付けて、早期に解決することの方が得策だと思います。
プーチン大統領も、彼の任期中でなければ、日露関係は進展しないと思っているのではないでしょうか。
日露関係が、進展する事で、アジアに於ける日本の地位関係も今より好転し対中国に対しても強力な発言力が得られるのではないでしょうか。
(えびなたろう)

進まない北方4島返還交渉

2013-02-12 11:26:29 | Weblog
進まない北方4島返還交渉        (2013-02.12.)

戦後60年以上も経って、日露関係は未だに解決して居ない。それは北方4島の問題である。
ロシアに言わせれば、千島は戦勝国であるロシアが戦い執ったのであると言っているが日本側からは終戦に成ってから攻め込んで取った島であるとし、日本の戦争放棄状態の時に攻め込んで取った島だと言っている。

両国の言い分は最初から異なり以来半世紀以上も経って未だに双方とも突っ張り合って解決していない。
当初は、無人島に近い島でどちらの国に属しても大した事の無い島だと思っていたが。今では住む住民も増え設備も整っていると言う事である。そしてその実行支配はロシアが行い病院・学校・港湾設備等々ロシアが行政インフラを行って来たのである。

日本の主張は、「古来からの領土だ」と言う事が唯一の主張で、住民も緊急医療問題では日本側へ移送して応急処置をしていた事もあり、其の頃は住民も日本への帰属を望む人も多かったのである。日本もある程度その住民の意向に頼っていたところもあったが。あれから60年ロシアは住民の生活に必要なインフラ整備に金や設備を投入し、一方日本は放置してたため、現状の実行支配は完全にロシアが握っている状態になった。そして、住民もロシア系が多くなり、彼らの意向もロシアへの帰属を望む住民が多くなっている様である。

半世紀に及ぶ時間の経過は、その土地の支配は、その土地の住民が主体で住んでいるから、もはや「先祖の墓が有るから」「古代からの領土だ」と行ってみても其の説得力はないのではないでしょうか。
ロシアに執っては地理的にも太平洋への出口であるだけに、日本が考えている以上に4島の重みは重要であると言っている。

2月11日付けの東郷和彦氏(元外務省高官)の毎日新聞への投稿を読んで、日本は今や北方領土交渉は半世紀以上も経った現在「先祖の墓があるから」とか「古代からの領土だ」と言ったところで説得力は無くいわんや「4島返還は」無理であると言う事だ。

今なら「2島+α」なら合意の可能性があると言うのなら、「2島とシベリア開発の技術協力への特権を得たい」と言う注文を付けて、早期に解決することの方が得策だと思います。
プーチン大統領も、彼の任期中でなければ、日露関係は進展しないと思っているのではないでしょうか。
日露関係が、進展する事で、アジアに於ける日本の地位関係も今より好転し対中国に対しても強力な発言力が得られるのではないでしょうか。
(えびなたろう)