きまぐれ発言

日々変化する世の中をみて、私はこう思う。

中国海軍の「挑発行為」

2013-02-06 10:17:15 | Weblog
中国海軍の「挑発行為」       (2013-02.06.)

中国海軍の軍艦が日本の護衛艦に射撃用の管制レーダーを照射したと、小野寺防衛相が明らかにした。そして、別の日には海上自衛隊のヘリコプターにも同様の照射があった事を明らかにした。

今回のレーダー照射は、射撃の為の物で、後は引き金を引けば命中させることが出来るという物で、一歩間違えれば軍事衝突に発展しかねない大変危険な挑発行為であり、日本政府は、直ちに中国政府に抗議を申し入れたのは当然の事であります。

中国の軍部や世論の一部に「戦争も辞さず」と言う声が上がっていると言う事であるが、そうした声に押されて、挑発をエスカレートしているとしたら、見逃せない事実であると思う。

日本側もこれにつられて、発砲する事態にでも成れば、忽ち開戦に繋がりかねない、折角先日公明党の山口代表が、習金平総書記と会い、相互の互恵関係強化の話も水の泡と消える事となる。

習金平総書記は、「日中関係の発展のため大局に目を向けた話し合いが必要だ」と中国の総書記自身が言って居る事である。

この行為は日本側も、黙っている訳には行かず、何等かの態度を示して貰わねばならないのではないでしょうか。

クリントン前米国務長官は退任前の先月、日米外相会談後の記者会見で、尖閣を巡って「日本の施政権を損なおうとするいかなる一方的な行為にも反対する」と行っている。

力を振りかざす中国の姿は、国際社会からは違和感をもって見られている事を中国自身が自覚するべき事であると思う。
(えびなたろう)