きまぐれ発言

日々変化する世の中をみて、私はこう思う。

“菅”無き民主党に魅力はありません。

2011-06-05 11:14:06 | Weblog
“菅”無き民主党に魅力はありません。          (2011.06.05.)

民主党内で、鳩山元首相の動きが、ただただ民主党を分裂させない事だけを願って、菅さんへの辞任を織り込んだ確認書の取り交わしを行ったのである。
此の確認書の内容はでは、受け取る人の思惑次第で、何とでも解釈出来る。中でも辞任の時期が明確に書いてあるわけではなく、「めど」と言うのが唯一時期を表現してりる言葉で、この見解が問題を左右している。

民主党のオーナーでもある鳩山氏は早期の退陣を予想していただけに、菅氏の受け取り方に「ペテン師だ!」と言う強烈言葉使いで批判している。
菅総理もそこまで言われたのであればと、早期の辞任を容認したようである。

菅氏が辞めたら跡は誰がやるのであろうか。自民党は「大連立」を口にしている。

「大連立」には、いろんな思惑がある、自民党の思惑と、民主党の思惑には大きな違いが有るはずだ。民主党もその段階では、小沢一郎も頭角を鮮明にする事になるだろうと思う。

こう考えてくると、また「政治と金」の時代に戻ることは確実で、今まで言ってきた「政権交代」の願いは何処へ飛んで行っちゃったのかと思わざるを得ない。

民主党は本来小沢派と一緒に居たのでは、クリーンな政治は出来ない、「金権政治」「天下り」「官僚主導」政・官・業の癒着政治から脱却する事は出来ない、菅内閣は、昨年9月鳩山内閣に代わって、出直しを、宣言し「脱小沢」を鮮明にして出発した内閣だ。

そして今回、小沢派の造反を恐れて、退任を突きつけられ、それに屈して辞めたら、最早「今まで期待していた民主党ではありません」、民主党の将来は、小沢氏の除名に踏み切るか、
小沢派の人達と袂を分ける以外には、国民の信頼を得られないでしょう。
(えびなたろう)