NAO日和

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「碁盤切り」

2024年06月01日 | 邦画

~父と娘の、誇りを賭けた闘いが始まる~

2024年  日本映画  (2024.05.17公開)
配給:キノフィルムズ  上映時間:129分
監督:白石和彌
脚本:加藤正人
音楽:阿部海太郎
美術:松崎宙人
衣装:大塚満
出演:草彅剛/清原果耶/中川大志/奥野瑛太/音尾琢真/中川談慶/市村正親
   中村優子/斎藤工/小泉今日子/国村準

<見どころ>
『ミッドナイトスワン』などの草彅剛と、『孤狼の血』シリーズなどの白石和彌監督が
組んだ時代劇。古典落語をモチーフに、冤罪事件によって藩を追われた男の、父として、
さらに武士としての誇りをかけた復讐を描く。脚本は白石監督作『凪待ち』などの
加藤正人が担当。草なぎふんする浪人の娘を『1秒先の彼』などの清原果耶が演じ、
『虹色デイズ』などの中川大志、『死体の人』などの奥野瑛太のほか、斎藤工、
小泉今日子、國村隼らが出演する。

<ストーリー>
いわれのない嫌疑をかけられて藩を離れ、亡き妻の忘れ形見である一人娘・お絹
(清原果耶)と共に貧乏長屋で暮らす浪人・柳田格之進(草彅剛)。落ちぶれても
武士の誇りを捨てず、趣味の囲碁にもその実直な人柄が表れており、うそ偽りない
勝負を心掛けていた。しかし、あるきっかけから隠されていた真実が明らかになり、
格之進は娘のために命懸けの復讐を誓う。

<感想>
古典落語「柳田格之進」を元にした加藤正人の小説「碁盤斬り 柳田格之進異聞」を
映画化で、白石監督自身初の時代劇作品。


草彅君の演技が秀逸。特に「静」⇒「怒」の演技の切り替えが素晴らしい。
娘役の清原果耶さんの初々しい演技も光るものがあります。


元々の落語を知らない&碁のルールも知らないで鑑賞しましたが
そんな私でも楽しめたのはプラスポイント。
久しぶりにスクリーンで観たキョンキョン。柳田が娘を引き取りに来た際の
彼女のセリフには、ウルっときましたねぇ。

タイトルの「碁盤斬り」の意味も、最後で納得。
これは来年の賞獲りレースに確実に入ってきますね。

それにしてもあんな頼りない弥吉とお絹が祝言??これが一番納得いかない(笑)

点数:8点/10


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5 コメント

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Unknown (cyaz)
2024-06-01 09:13:11
NAOさん、おはようございます^^

いや~いい映画でしたね!
草彅クンは以前から声が好きで、ナレーション等はとても説得力があって安心感もあります。
俳優としても、『ミッドナイトスワン』は観逃してしまいましたが、
本作では本当に「静と動」の演技が見事でした。
今のところ、今年の邦画の主演男優賞候補です^^
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すみません~ (cyaz)
2024-06-01 09:14:56
↑ タイトル入れ忘れましたm(__)m
返信する
cyazさんへ (NAO)
2024-06-01 16:00:44
こんにちは~cyazさん♪

久々に重厚ある時代劇って感じを受けました。
この役は、草彅君にピッタリですね。
賞レース、間違いなく入ってきますね
返信する
評判、いいですね (小米花)
2024-06-02 15:15:23
cyazさん、NAOさんも好評ですね。
う~~ん、草薙くん少々苦手としておりますので
DVD待ちしようかと思っていたんですが。。。

時間がありそうなら見てみようかしら。。。
返信する
小米花さんへ (NAO)
2024-06-03 00:38:04
私も、正直草彅君は少し苦手意識がありますが
この作品は、意識することなく鑑賞できました。

現代劇ではないせいかもしれません。
良かったらぜひ♪♪
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