NAO日和

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「耳をすませば」

2022年10月22日 | 邦画

~会いたい人がいます~

2022年  日本映画  (2022.10.14公開)
配給:松竹/ソニー・ピクチャーズ エンターテインメント
上映時間:115分
監督:平川雄一朗
原作:柊あおい
脚本:平川雄一朗
音楽:高見優
美術:相馬直樹
主題歌:杏 「翼をください」
出演:松坂桃李/清野菜名/山田裕貴/内田理央/安原琉那/中川翼
   荒木飛羽/住友沙来/音尾琢真/松本まりか/中田圭祐/小林隆
   森口瑤子/田中圭/近藤正臣

<見どころ>
スタジオジブリのアニメでも知られる柊あおいのベストセラー・コミックを
原作にした青春ラブストーリー。それぞれに夢を追いながら惹かれ合う
少年少女の淡い恋模様を、その10年後の姿も交えながら映し出していく。
メガホンを取るのは、『春待つ僕ら』『記憶屋 あなたを忘れない』などの
平川雄一朗。『今日から俺は!!』シリーズなどの清野菜名、『新聞記者』
『蜜蜂と遠雷』などの松坂桃李が主人公の男女を演じている。

<ストーリー>
本を読むことが好きな中学3年生の月島雫は、最悪な印象を抱いていた
クラスメートの天沢聖司が懸命に自分の夢を追いかけている姿を目にして
徐々に心惹かれていく。対する聖司も彼女が小説家になるという夢を
抱いているのを知って意識し始める。お互いに夢をかなえようと誓い合う
二人だったが、それから10年が経って24歳になった雫(清野菜名)は出版社に
勤めて児童小説を編集していた。いつしか小説家になるのを諦め、夢を追って
海外で暮らす聖司(松坂桃李)との間に距離も生じていたが……。

<感想>
本当は2020年の9月に公開の予定でしたが、コロナの為撮影&公開延期と
なってしまい、ようやく日の目を浴びることが出来ました。
その間に、清野菜名さんは松坂桃李君と同じ事務所(トップコート)に移籍し
同じ事務所の俳優さんがダブル主演となることに^^;
加えて、主題歌がこれまた同じ事務所の杏さんが担当。
「おいおい、トップコート祭りか!」と心の中で突っ込んでしまいました


10年後の後日譚を描いた作品ですが、うーん、雫にまったく共感できず(ー-)
杉村も夕子ちゃんも天沢君も成長しているのに、雫の成長が感じられない。
だいたい社会人にもなって、好きな男性に会いにいくのに「きちゃった」
なんてセリフ言わないでほしいし、事情をちゃんと聞きもせず勝手に
解釈してコンサートすっぽかして帰国して、「前に進めた」なんて
いったいなんなんでしょ?
とにかく演出面で「??」ていう箇所が多すぎます。


過度な表現のように感じたけど、中学時代を演じた二人の姿は新鮮でしたし、
雫を支える夕子と杉村を演じる内田理央さんと山田裕貴君の演技は
良かったし、松坂桃李君のアニメの天沢を彷彿する静かだけど内に秘めた
演技はプラスポイント。
正当な二枚目を演じたの久しぶりじゃないかな?桃李君。^^

最後まで雫に感情移入出来なかったのが大きなマイナスポイント。

松坂桃李ファンは必見の映画。最近にない二枚目ぶりを演じています。
手がきれいな桃李くんなので、チェロを奏でる時の手には萌えましたわ

しかし、なんで今頃実写化?

点数:6点/10


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