NAO日和

ピアノ講師NAOの日々感じた事を本音でトーク♪
コーギー・B'z・グルメ話あり
映画の点数は自分の満足度で評価

「母性」

2022年12月03日 | 邦画

~母の愛が、私を壊した~

2022年  日本映画  (2022.11.23公開)
配給:ワーナーブラザース映画  上映時間:116分
監督:廣木隆一
原作:湊かなえ 「母性」(新潮文庫刊)
脚本:堀泉杏
美術:丸尾知行
音楽:コトリンゴ
主題歌:JUJU 「花」
出演:戸田恵梨香/永野芽衣/三浦誠己/中村ゆり/山下リオ/吹越満
   高橋侃 /落井実結子/高畑淳子/大地真央

<見どころ>
実写化もされた「告白」「ポイズンドーター・ホーリーマザー」などで知られる
湊かなえの小説を映画化。一人の女子高生の死を巡り、母と娘それぞれの視点に
よって衝撃的な事実が浮かび上がる。監督を『ナミヤ雑貨店の奇蹟』などの
廣木隆一、脚本を『窮鼠はチーズの夢を見る』などの堀泉杏が担当。
娘を愛せない母を『SPEC』シリーズなどの戸田恵梨香、母の愛を求める娘を
『マイ・ブロークン・マリコ』などの永野芽郁が演じるほか、三浦誠己、
中村ゆり、山下リオ、高畑淳子、大地真央らが出演する。

<ストーリー>
ある日、女子高生の遺体が発見される。事故や自殺か、あるいは他殺なのか、
その真相は不明だった。悲劇に至るまでの過程が母・ルミ子(戸田恵梨香)と
娘・清佳(永野芽郁)それぞれの視点で明らかになっていくものの、双方の
証言は同じ出来事を回想しているにもかかわらず食い違い、母と娘の複雑な
関係が浮き彫りになる。

<感想>
原作=未読
予告編でイメージしたのと全然別なのでびっくり。


ミステリー作品と宣伝されていましたが、ミステリー要素低いでしょ。
冒頭いきなり大人の永野芽衣ちゃんが出てくるんだもん。
原作読んでないからなんともいえないけど、伏線含ませての流れに
できなかったのかしら?


戸田恵梨香・永野芽衣の新たな演技にも注目しましたが
個人的には大地真央・高畑淳子、2人の対照的な母親の演技が素晴らしかった。

それにしても今回も、自分のことしか考えない大人の言動が描かれていて
観ていて苦しくなる場面もあり。それでも、なんだかんだでまるく
おさまった感じがして、終わってみると湊かなえの作品にしては
希望がもてる終わり方になっていました。

「玄関・台所・食卓以外は他人の家だから」と話していたルミ子が
ラスト、義妹りっちゃんの部屋に入っていくシーンは、なんか
救われたような気がしました。しかし、娘に対して愛情が芽生えたのかは
怪しいところですが・・。

ある意味予告編詐欺的な映画でした。予告編ってやっぱ大事ですよ(笑)

点数:6点/10


コメント (2)    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 還暦旅行~宿泊編 | トップ | 「ある男」 »

2 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
理解し難い~ (cyaz)
2022-12-03 09:34:23
NAOさん、こんにちは^^

主演二人の女優さんが好きでこの映画観ましたが、
正直「母性」がテーマで理解し難かったです。
かみさんはある意味では理解できるところもあったとか。
まあ様々な家庭環境下では、こういうシチュエーションもあるのかなぁと・・・。
原作未読ですが、あえて読みたいとは思わないですね><
湊かなえって複雑な家庭環境に育ったのかな(笑)
返信する
cyazさんへ (NAO)
2022-12-03 23:21:56
こんにちは~cyazさん☆

男性より女性の方が一定の理解は出来るのかもしれませんね。
私も奥様と同様、ある意味理解できるところがありました。

>湊かなえって複雑な家庭環境に育ったのかな(笑)
これ、同感。
どの作品みても、屈折しすぎた大人ばかり出てきて読んでて萎える時あります^^;;
返信する

コメントを投稿

邦画」カテゴリの最新記事