ローマ人の物語 ローマ世界の終焉
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この『読書日記』の末尾に、敢えて小さな字で李登輝さんについて書いていました。
古代ローマにカエサル。
台湾には李登輝総統あり!
世界史において、カエサルと李登輝さん程、影響力を与えた人物はいなかった、と思う。
初めて台湾を独りで訪れた際、真っ先に向かった場所が、総統府でした。タクシードライバーさんに行先を告げると、(地図を見せながら)それはもう~喜んで色々話てくれましたっけ。
オーストラリアから帰国後、(31歳以降~)李登輝さんの著書は、図書館所蔵分すべて読みました。読みあさった、に近いです。小林よしのり氏との共著も。李登輝さんを知ったきっかけは、小林よしのり氏の漫画、『台湾論』でした。しかも、オーストラリアで! 日本人の女の子が貸してくれたからでした。「漫画、という形式を使った修士論文だ!」当時、論文執筆中だった私は感動しました。 ほんの息抜き。。のつもりで読み始めて、気が付くと、何故、台湾の人達が(観光でシドニーを訪れた祖父母世代や親世代)が日本語を話し、私が日本人だと分かると、喜んで会話してくれるのか…納得できた気がしました。韓国人観光客とは真逆な反応だった為、余計に不思議だったのです。(これについては、カッツ💗アイ!)
97歳で生涯を閉じられた李登輝さん。「22歳まで日本人だった」日本に対する深い愛情にいつも感謝してきました。それと同時に、中国に遠慮して、台湾に目を向けようとしない日本の政権に、イライラすることも、過去に何度あったことか… あ、いけない!政治的な発言は…カッツ💗アイ!)
心からご冥福をお祈り申し上げます。