2022年7月15日(金) コロナ、第7波到来!
収まるかに見えていたコロナ感染が、恐れていた、第7波が到来したようだ。
〇都道府県別感染状況
14日深夜時点での、都道府県別の感染規模別の状況は以下だ。
(新型コロナウイルス 都道府県別の感染者数・感染者マップ|NHK特設サイト.html)
全国 97788
5桁地域(1) 東京16662
4桁地域(17) 北海道1713、神奈川6155、埼玉5751、千葉4097、静岡2250、愛知6132、
三重1224、大阪9957、奈良1121、兵庫4638,広島1271、島根1006
福岡5718,大分1103,熊本2637,鹿児島1516、沖縄3565
3桁地域(29) 上記以外の地域
100台(0)
2桁地域(0)
全国的に、拡大傾向で、少し前までは、可なりあった、2桁地域や、3桁の100台地域が無くなっている。又、東京が5桁に復活し、大阪もギリギリまで近づいているのは驚き。
静かだった島根が1000台になり、沖縄もかなり増加している、といった状況も注目される。
最近の傾向は下図である。前稿(7/8 コロナ 第7波の山へ?)の頃は、まだ、はっきりしなかったのだが、ここにきて、明確に、増加傾向になっていて、第7波の山に向かっている、と言える。
さらに長期のスケールで見ると、今回の感染拡大は、下図のようになり、今回の急拡大は明
らかで、この2月の第6波のピークを、近いうちに超える勢いである。
1波 2波 3波 4波 5波 6波 7波
〇政府関係者も大忙しで、感染対策分科会の尾身会長も、第7波が到来したと明言していて、社会活動を継続しながらウイルスも防護する対策を進めるため、行動制限のある措置は取らないとしていて、基本的な感染対策の実行を要請している。
下図は、記者会見の様子で、下記サイトから引用。
(コロナ流行「第7波」へ対策強化 ワクチン促進、検査活用:東京新聞 TOKYO Web)
後藤厚労相 尾身会長 山際経済再生相
〇オミクロン株の変異株と言われる、BA.5への置き換わりが進んでいるようだ。
この変異株の特徴は、下図のようだ。
感染力は、これまでのものより速く広がり、免疫を逃れる性質(免疫回避能力)があり、ワクチンによって作られた抗体を無力化するという。
幸いに、重症化するリスクは大きくないようだ。
〇東京都の小池知事は、昨日、東京都のコロナ関連で会見し、「感染状況」については、警戒レベルを下図にある、最高レベルの「大規模な感染拡大が継続している」に上げたと公表した。
一方、「医療体制」については、警戒レベルを、一段上げて、上から2番目の、「通常の医療体制を制限し、体制強化が必要な状況」にしている。
幸いにも、重症患者数は殆ど変わらず、病床使用率には、まだ余裕があるとしている。