つれづれの記

日々の生活での印象

ウクライナのこと  その9

2022年04月28日 21時15分08秒 | 日記

  2022年4月28日(木) ウクライナのこと  その9 

 

ウクライナの緊迫した情勢が続いている。最近の話題を取り上げた。

 

〇戦況地図 最新の戦況地図は下図だが、次の図にある前稿(4/19)の状況より殆ど変わっていない。この所は、マリウポリの製鉄所の地下壕の様子などが、ニュースによく出てくる。

 

〇司令官 解任

 ロシアの黒海艦隊の旗艦モスクワの沈没については、前稿の、

                  ウクライナのこと  その8(2022/4/21)

で触れたが、黒海艦隊の責任者である司令官が、解任されたようだ。下記にサイトの記事を引用する。

(ロシア、黒海艦隊司令官を解任・逮捕か ウクライナ報道 _ 毎日新聞.html)

 

〇米の2長官がウクライナ訪問

ロシアの軍事進攻に対して、必死に戦っているウクライナを、米政府の高官、ブリンケン国務長官と、オースティン国防長官が、ウクライナを訪問し、首都キーウで、ゼレンスキー大統領と会談している。 当面の武器援助などの話をしたようだが、ウクライナにとっては、極めて心強い場になったと思われる。

 

       オースティン国防長官 ゼレンスキー大統領 ブリンケン国務長官  

 

             

〇国連事務総長

以下は、ネットにあるサイトから引用した。

事務総長は、国連と世界赤十字が連携して、ウクライナに人道回廊を設けることで、大統領の了解を得たようだ。

 

〇 国連での拒否権行使時の説明

国連の安保理が機能不全に陥っている状況を打開するため、欧米や日本などが共同で提案した決議案が採択されている。ロシアの国連代表は、当然ながら、決議案に、反対したようだ。

(常任理事国の拒否権行使は総会で説明求める”決議採択(日テレNEWS) - Yahoo!ニュース.html)

国連の安保理を正常化するため、常任理事国が拒否権を行使した場合は、間を置かずに開催される国連総会で、説明をしなければならないというルールだ。これによって、拒否権の行使を抑制しようと言うものだ。今回の、ウクライナ事案では、ロシアが何度か行使しているが、これまで、アメリカや中国が行使している、他の事案も多いようだ。

議案をまとめたのは、余り聞いたことがない小国、*リヒテンシュタインの様で、日本も、欧米諸国などとともに、提案国に加わっている。

*リヒテンシュタイン公国 スイスと、オーストリアの間にある、人口3万程の国

 

〇日露関係

ロシアの、極東開発を統括する、トルトネフ副首相が、25日、北方領土をロシアのものにするとの意向を表明したよう

だ。 (露副首相 北方領土「ロシアのものにする」.html)

ロシアは、対ロ関係が悪化している機会に、北方領土問題に終止符を打とうとする思惑が鮮明になった。

先日の22日に日本政府が発表した外交青書で、北方領土はロシアの「不法占拠」と明記したことに対し、副首相が、クリール諸島(千島列島)をロシアのものにすると強調したようだ。

ロシアは、2020年の憲法改正で、領土割譲を原則禁止し、この3月、ウクライナ侵攻で対露制裁を発動した日本への報復として、北方領土を経済特区に指定し、ロシア主導で開発を進める方針を表明。

日本を、非友好国に指定し、北方領土問題を含む、日本との平和条約締結交渉の中断を発表している。

 

 

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