へそ曲がりおじさんのひとり言

常識にとらわれるのが嫌い。
他人と同じ事が嫌い。
世の中、別な角度から見ると新しい物が見えるから。

「野党」と言う気楽な稼業

2009年03月06日 18時56分37秒 | Weblog
以前「有権者と言う気楽な稼業」と言うタイトルで書いたことがあるのだが、NHKの国会中継を見ていると、思わず「気楽なことばかり言っていて良心がとがめないの?」と思ってしまう。
国民の中には野党の発言に賛成する人も沢山いるとは思うのだが、「反省だけならサルでも出来る」と同じように、「要求するだけなら誰でも出来る」と言うことに気が付いて欲しいものである。
私が住んでいる自治会で、過去に私が頭にきて発言したことがあるのだが、私が「反対をするだけでなく、それに対応する案を示してください」と言ったところ、猛烈に反対していた人の殆どが口を閉ざしてしまったことがある。
今野党が要求していることの殆どは「財源が必要」なものばかりで、「無い袖(財源)を振れ」と言うのと同じことであろう。
世界的な不況の中で、アメリカや中国が多額の財政支出(袖)を実施しているのだが、これらの財源は「借金」によって賄われていることを理解する必要があるだろう。
それでは、「アメリカや中国が多額の財政支出が出来るのに、何故日本は出来ないのか?」という疑問もわいて来るだろうが、理由は至って簡単なことで「GDP(国民総生産)に占める国の負債(借金)が日本よりはるかに少ないから」なのである。
借金が少なければそれだけ借金をする余裕も有るだろうが、「国家予算の10年分?」とも言われる負債(国債など)を抱えていては身動きが取れないのも仕方ないことで、「民意に応える」などと言うことは簡単なことではないのである。
自民党などの政権政党は「責任政党」とも言われる事を考えれば、民主党を初めとする野党は「無責任?政党」と言う言い方も出来るのではないだろうか?。
「責任が無ければ何を言っても良い」と言うことにはならないはずで、いい加減で「選挙対策用の発言」を止めて貰いたいものである。
コメント
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