へそ曲がりおじさんのひとり言

常識にとらわれるのが嫌い。
他人と同じ事が嫌い。
世の中、別な角度から見ると新しい物が見えるから。

何処か変では?

2009年03月05日 03時10分18秒 | Weblog
以前にも問題になった「蒟蒻ゼリーによる窒息死」で、再びマンナンライフの過失責任が問われているのだが、毎年のように起きている「餅をのどに詰まらせて窒息死」と言う事件で、餅を作るメーカーが過失責任を問われた話は聞いたことが無いのだが・・・・。
何故このような異なった反応が起きるのであろうか?。
一つの理由として「自己責任」と言う意識が薄くなっていることと、過剰とも言える「消費者保護」と「対象が限定されている」と言うことが考えられるのだが・・・・。
「食べ物をのどに詰まらせて窒息」と言うことを冷静に考えると、特別「蒟蒻ゼリーに限ったことではない」はずで、私の父も串団子を詰まらせて死んでいるのだが、誰も串団子を問題にしたものはいなかった。
今回が初めての事故であれば理解できないことも無いのだが、過去に大きな騒ぎになり「一時製造中止」と言う事態にまで発展したことが何の役にも立っていないのだろうか?。
「消費者保護」も度が過ぎれば、軟弱で自分の身の安全も守れないような「自立した生活力を持てない人間」が増えてしまい、人間と言う種の存亡にかかわることになりはしないだろうか?。
「文明が発達して便利な世の中になった」と喜んでばかりはいられない。
「便利になる」と言うことは、裏返して考えれば「便利になった分人間の能(脳)力が衰える(諸刃の刃)」と言うことに他ならないだろう。
電卓が計算能力を奪い、自動車が体力を弱らせ、携帯電話の電話帳機能が記憶能力を奪い、テレビがそれを見る人間を白痴化させる、・・・・・と、皮肉な結果をもたらしているのだから。
「進化」と言うと良いイメージしか持たない人が多いようだが、「進化と退化はあざなえる縄の如し(諸刃の刃)」であることに気が付くべきだと思うのだが・・・・。
コメント
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