本と旅とやきもの

内外の近代小説、個人海外旅行、陶磁器の鑑賞について触れていき、ブログ・コミュニティを広げたい。

リンゴは北緯40度

2013-10-16 11:50:18 | Weblog
 昨日はNYをビックアップルについて書いた。かといって、マンハッタン島にリンゴ園があるわけではない。
 
 ニュージャージー州に住む友人の家を訪ねたことがある。マンハッタンから高速バスで1時間のドーバーという町にある。その一帯に広大なリンゴ園があった。ニューヨークシティで売るリンゴの供給源かもしれない。
 
 日本のリンゴの銘柄にインドがある。この苗木はインディアナ州から持ち込まれてので、その名が付いたといわれる。この州もリンゴの産地であれば、やはりシティに運ばれただろう。

 リンゴの産地は概して緯度(北緯)が高い地域にある。
 ニュージャージー州は北緯38度~41度、インディアナ州は37度~41度のエリアにある。青森も弘前市でみれば40度~から41度に位置する。どうやら40度前後がリンゴの適性地か。

 ちなみにニューヨークも40度にある。セントラルパークにリンゴの木を植えれば、たわわに実はなるだろう。
 メトロポリタン美術館の窓から秋に眺めると、赤い実は美術品と同様に見応えがあろう。それこそビックアップルの象徴になると思うが、一夜明けるともぎ取られて「実のひとつだしなし」か。