本と旅とやきもの

内外の近代小説、個人海外旅行、陶磁器の鑑賞について触れていき、ブログ・コミュニティを広げたい。

旅日記その58

2018-06-09 08:53:17 | Weblog
 5月16日 アムステルダム泊

 朝食をおいしく平らげた。ハムもチーズも半熟卵もうまいが、とりわけイチゴジャムが気に入った。
 この室料+朝食がコンチネンタル・プランという。ついでながら、室料のみはヨーロピアン・プラン、室料+二食はハーフペンション(モディファイド・アメリカン・プラン)、室料+三食はフルペンション(アメリカン・プラン)というそうだ。
 ヨーロッパではだいたいコンチネンタル・プランだろう。というのは観光案内所で安いホテルを条件に探してもらうと、ヨーロピアン・プランで朝食は付かないと必ず言ってくれるからだ。

 ライツエ通りにあるKLMに行き、明日のパリ便を予約する。13時ちょうどの465便を確保する。
 街の目ぼしいところは、昨日でほとんど歩きまわったので運河巡りをする。遊覧船の料金は3.75ギルダー。
 ガイドはお嬢さんで、説明は何語がよいかと観光客に尋ねた。オランダ語、英語、ドイツ語に決まるが、3か国語が切れ目なく続き、英語の語感さえつかめない。つくづく言葉の不自由さを身に染みた。

 だが、今回の旅の経験から外国語オンチでもなんとかなるものだと知った。
 旅行は最低三つの要件を満足できればさして不自由しない。乗ることと食べることと泊まることだ。そもそも相手は、旅行者は何を望んでいるか察しがつくようだ。
 
 午後、フォーレンダムとマルケン島の観光コースを利用する。次回に続く。