本と旅とやきもの

内外の近代小説、個人海外旅行、陶磁器の鑑賞について触れていき、ブログ・コミュニティを広げたい。

フランスの小説

2015-11-27 09:29:37 | Weblog
 フランスには19世紀以降凄い作家が多い。だが、ほとんどそれら作家の小説を読んでいない。
 子どものころは『巌窟王』や『あゝ無情』や『三銃士』を読んだものだが、長じてもバルザックもモーパッサンもフローベールもカヤの外だった。

 唯一、カミュの小説『ペスト』と『異邦人』は読んだだけ。スタンダールの『赤と黒』やゾラの『居酒屋』などは映画で観てなんとなく読んだ気になった。
 せいぜい学生時代までに読まないと、読むべき機会はほぼ失うのではないか。

 ところが、今フランスの小説に凝っている。といっても警察小説である。ピエール・ルメートルの『その女アレックス』の反響がすごいという宣伝につられて買って読んだ。確かに読み応えがあった。
 それで『死のドレスを花嫁に』を読み、今は『悲しみのイレーヌ』を3分の2ほど読み進めている。
 これらは文春文庫だが、早川文庫から『天国でまた会おう』が出た。これも買いに行こう。