国立公文書館に「官員録・職員録集成」なる資料があるそうだ。官職を記した役人名簿で、明治元年からがあるという。役所の記録根性に感心するが、それを編纂するだけのヒマな部署もあったわけだ。ただし、毎年、発刊される職員録をトレースすると、たとえば森林太郎(森鴎外のことですね)の昇進や異動先がわかるので第一級の資料でもある。
政府刊行物センターでは、各省の職員録が売られていた。今は個人情報がうるさくなったから、センターに置いてあるか知らないが、組織体内部では刊行されているだろう。なにしろ、明治のハナから続いている。組織の慣例は簡単には改まらない。
民主党の脱官僚は、前例をガラガラポンするくらいの覚悟がなければうまくいかないだろう。
政府刊行物センターでは、各省の職員録が売られていた。今は個人情報がうるさくなったから、センターに置いてあるか知らないが、組織体内部では刊行されているだろう。なにしろ、明治のハナから続いている。組織の慣例は簡単には改まらない。
民主党の脱官僚は、前例をガラガラポンするくらいの覚悟がなければうまくいかないだろう。