陸に上がったカッパの海無し県生活

潜りから漁師へ。身体を壊し船を下りた。
海の話、釣りの話。脳脊髄液減少症。

6月11日 U川の渓流釣りの釣果

2006-06-13 01:23:15 | 釣行記 碓氷川編
本来ならこの時期、利根川本流(月夜野付近)新潟の魚野川本流(六日町から下流)
或いは、糸魚川、姫川方向に遠征したいのだが、体の具合、今の経済的状況が
それを許してくれない。
それで仕方なくすぐ近くのU川で我慢しているのだが・・・。

しかしこの川ホントに無茶苦茶である。
理由は説明せずとも、鮎解禁後1週間後に一人の鮎釣り師がいないことで明白であろう。
そんな川何処を探しても他にはありませんよ。

年がら年中ユンボで川床をひっくり返し、上流にある某工場からはベントナイトの
白い粉が垂れ流し。
石はシルト状の泥がかぶり、ちょっとした雨で泥どろの濁流になるかと思えば、
大雨でも濁らなかったりと訳の分からない川なのである。
魚が隠れる場所も無いし、少ない石も状態が悪いのであるから魚が残る筈も有りません。
だからこの時期のこの川での山女魚釣りなど、
間違いがあれば釣れる、そのくらいの気持ちでなければ釣りなどやってられません。
ホント、運動代わりにやっているだけである。

さてこの日の釣果であるが、

 丸々と太った虹鱒 33センチ 1匹
 竿 6.3m  
 糸 0.5号
 針 プロヤマメ7号
 餌 黒川虫
 釣行時間 14:30~16:00(車での往復時間、餌捕り時間含)
 ポイントはガンガンの激流の中

針に掛かった瞬間ジャンプ、「デカイ」でも虹鱒?
山女魚に変わってくれ~、の願いも空しく、やはり虹鱒で・し・た。残念!!
でも重量タップリのコンディション抜群の魚で楽しめました。

しかしこの川、以外に侮れない。この1ヶ月で、
明らかに楽々尺オーバーと思われる山女魚を3回掛けている。
しかし、一度は糸切れ、二度は針外れ。
何故、山女魚って分かる?それは引きで分かりますね。
頭をゴンゴン振り必ず流れに乗って下流に走りますから。
一度は姿も見ていますし。
まあ、極端に魚が少ないのはまぎれもない事実ですけど。

糸切れ、針外れの原因は竿ですね。
本流釣りの時のような胴から曲がる竿ではなく穂先の細い極先調子の竿を使っているからです。

試しに、渓流釣りでバレが多いと言う方は竿を換えてみて下さい。
きっと極端な差がでるはずですよ。もちろん針の大きさも関係してますが・・・、。

それにしても、この川はもう駄目でしょうね。
土木業者は工事ばかりして、漁協はその保証金をあてにする。
土木局と地元土木業者の癒着、土木業者と漁協の癒着。
そんな体質が変わらない限りは・・・。