ひとこと・ふたこと・時どき多言(たこと)

〈ゴマメのばーば〉の、日々訪れる想い・あれこれ

暮らせばゴミが。稼働すれば「高レベル放射性廃棄物」が。

2019-07-26 06:19:49 | 日記
昨日、抜歯しましたので消毒のために歯医者さんへ行って来ました。
医院までの距離は1キロ弱。
歩いていけない距離ではありません。
でも、どの道を通っても坂がきついのです。
昨日は往復タクシーでした。
料金は片道最低の510円。
タクシーの運転手さんにとっては、いいお客さまとは言えない気がします。
「近い距離で 申し訳ありませんね」
と、挨拶をしてタクシーを降りました。
私の思い過ごしかもしれませんが、やっぱり、タクシーは呼びにくい距離であることは
確かです。
本日は近所に住む長女の都合がつきましたので、送迎を頼めました。

連れ合いがクルマの免許を返納してから、2年数か月。
クルマの維持(税金を含む)にかかるであろう一年分の金額を、一般の生活費とは
別扱いとして出費していたりと、それなりの工夫はしていますが、やっぱりクルマが
あれば・・・と考える事が多い日々を過ごしています。

テレビ「大下容子のスクランブル」を観ていましたら、清里高原に移住した高齢者夫婦の
ことが報じられていました。
まだ70代前半のご夫婦のようですが、年金(月25万円)で暮らしていらっしゃるとの
こと。
自然に囲まれ、自家用の野菜も作り、奥さまの作ったパンをベランダで召し上がっている
姿を拝見しましたら羨ましさを覚えました。
でも、ゴミの始末が大変だと。
ゴミ集積所まで、片道5キロをクルマで走るそうですから、クルマが無ければどうしよう
もありません。
人が暮らせば、ゴミが出る。
これは自明なことです。
なかなか、高齢者の暮らしもままならぬことを痛感しています。

 《東京電力ホールディングスの小早川智明社長は24日、福島第2原発の廃炉を
  近く正式決定すると、福島県知事に伝えた。》(毎日新聞 2019・7・25)
と報じられました。
また、
 《4基全ての廃炉には40年を超える期間が必要。》
 《廃炉で第2原発から取り出す使用済み核燃料や、放射性物質を含む廃棄物の
  取り扱いも難題だ。》とも。

 《廃炉作業中の東京電力福島第1原発にたまる汚染処理水を、仮に既存設備で
  海洋放出したら何年かかるか――。
  専門家がそんな試算をしたところ、約17年との結果が得られた。》
とも報じられています。
敷地内では現在、950基余りのタンクが林立し、トリチウムを含む105万トン余りの
処理水が保管されています。

人が暮らせばゴミが出ます。
原発を稼働すれば「高レベル放射性廃棄物」が出ます

オリンピックまで、あと一年ということで、様々なイベントや開催に向けての予行練習の
様なことが行われました。
「復興オリンピック」と、言われていますが、
福島第一原発事故のその後の状況と併せ、稼働による「高レベル放射性廃棄物」を、
どうするのか、多くの方々に考えて欲しいと願っている福島県在住の一人です。
                           〈ゴマメのばーば〉
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「ねえ 君たち・・・」

2019-07-25 06:11:40 | 日記
〈雷が鳴ると梅雨が明ける〉・・・そんな季節感を共有していた世代の私です。
「ゴロゴロ ピカッ」
今でも、この時期、雷の音を聞きますと、「梅雨明け」の近いことを感覚的に是認して
しまうのです。

妖しい雲行きになり、当地方に『大雨警戒レベル3』が出されました。
でも、我が家の辺りでは、さほどのことはなく済んだようです。
河川の近くということでもありませんので、特段の準備などはしていません。
でも、〈高齢者などは避難の判断をしてください〉の警戒レベルです。
高齢者の私などは、どの様に判断すべきなのか、なかなか難しい所です。

1週間ほど前に前歯が欠けて歯医者さんへ行きました。
その際、別な歯の根っこが割れていて炎症を起こしているとのことで、今日抜歯しました。
暫くぶりの抜歯、何だかとても緊張しました。
痛み止めを処方されたのですが、我慢できないほどの痛みではなかったので飲みません
でした。
あの麻酔のイヤーな感覚、久々に味わいました。
今日は、安静にして下さいと言われましたので、何もせずにダラダラと過ごしました。

今回の参院選の投票率の低さが気にかかっていましたが、若者、18・19歳の投票率は、
31%で、〈全体の投票率(48・80%)を17・47ポイント下回った〉とのこと。
これからの日本を生きていく人達です。
残念でもあり心配でもあります。

    『生長』
                谷川俊太郎
     三才
     私に過去はなかった

     五才
     私の過去は昨日まで

     七才
     私の過去はちょんまげまで

     十一才
     私の過去は恐竜まで

     十四才
     私の過去は教科書どおり

     十六才
     私は過去の無限をこわごわみつめ

     十八才
     私は時の何かを知らない

上記の詩は、私の好きな谷川俊太郎さんの詩です。
街を闊歩する若者たちを眺め、すらりと伸びた背丈、健やかな手足を見ますと、つい
見とれてしまう私です。
私が同年代の頃、一般的な体系は、もっと〈ずんぐりむっくり〉だった様な気がします。
アスリートなども、昔は日本人が一回り小さい様に感じたものでしたが、今の方たちには
そんなことはあまり感じられません。

〈ばーば〉は、年寄りの「お節介」を、ついつい言ってしまうのです。
「ねえ 君たち、君たちが生きて行くこの世界、この国の在り方に、もっともっと関心を
向けて下さい」と。
                          〈ゴマメのばーば〉
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伸びる触手

2019-07-24 06:09:07 | 日記
新聞をじっくりとみて、改めて今回の選挙の投票率の低さに驚きと不安を覚えました。
議会制民主主義の根幹が揺らいでしまいます。
政権与党の数の横暴さに怒りを覚えますが、国民と呼ばれる私たちの政治に対する
危機管理の低さが問われているように思います。

〈いろいろ言ってみても 世の中 変わりゃしねぇよ〉
そんな呟きが蔓延しているのでしょうか。
残念です。
大勝とは言えなくとも、選挙結果を受けて安倍首相は、
 「憲法改正を少なくとも議論すべきだ。これが国民の審判だ。」
と、直ちに表明しています。
とにかく、政治に無関心であっても「無関係」ではいられないことを私たちは肝に銘じる
べきだと思います。
しっかりと。

草ばかりが、どんどん伸びています。
JA直売所で曲がりキュウリを買ってきました。
5~6本入った一袋、100円。
からし漬けにしましたが、生産者は、こんな値段で売ることは不本意ではないでしょうか。
先が曲がった不揃いのキュウリを切りながら、キュウリまで可哀そうな気がしました。
「明日、美味しく食べるからね」
キュウリに話しかけながら容器を冷蔵庫へ。
天気予報図を見ますと、数日後には お日様マークがついています。
「あーした てんきに なーれ」と。

昨晩は、遅くまで本を読み過ぎました。
目がショボショボしています。
「シジミは、目にいい」
そう言われていますが、今日の夜シジミ汁にしたからと言って快復するものでも
ありますまい。
今晩は続きを読まずに早く寝る・・・これが一番のお薬になる筈ですが、夜に
なってみないとどうなるものか分かりません。
ついつい本に手が伸びるかも・・・。

伸びるのは「欲望」という触手の為せる業。
そういえば、『欲望という名の電車』という作品がありました。
映画・舞台も観ましたが、古―い思い出です。
映画と言えば、『天気の子』上映時刻、調べないと・・・・・・
この「触手」、どこまで伸びるのやら・・・・・・
                           〈ゴマメのばーば〉
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梅雨の日の ばーば

2019-07-23 06:03:46 | 日記
  ♪ あめあめ ふれふれ かあさんが
    じゃのめで おむかえ うれしいな
鼻唄交じりで郵便局まで行って来ました。
いいえ、郵便局へは行かなかったのです。
行けなかったのです。
振り込みをするつもりだった払込取扱票に必要事項を記入し、机の上に置いたまま持参
せずに家を出てしまったからです。
「バーカ」
自分に、舌打ちして引き返そうかと思ったのですが、それも億劫。
というわけで、家には戻らずバスに乗ってブラっと出かけてしまいました。

当てのないブラリは、本来の私の性に合っていますから、かなりリラックスして出かけ
ました。
書店へ行こうかと思いましたが、時折行く公園近くのティルームへ。
ケーキセットをとり、広い窓から公園土手の桜を眺め・・・。
今年は、例年より葉の量が多い様にも見えます。
何やらこんもりと。
「ねえ、こうした雨模様は お好き?」
と樹に訊ねてみました。
〈好きも嫌いもありません 自然に合わせるだけですよ〉
そんな応えが返って来たような。

何となくブラっと歩いていましたら、体に力が入りません。
やっぱり目的(散歩でもない)もなく歩くのは、心と体のバランスに良くないみたいです。
〈払い込み、いつするの?〉そんな囁きも。
そんなわけで、早々に戻って来てしまいました。

選挙結果に関するニュースを見たいわけでもありませんでしたので、久々に昼寝を
しました。
とは言っても、椅子に掛けたままウトウトの1時間。
〈そろそろ夕飯の支度 しなくちゃぁ〉と、ウトウト時間の中で誰かが囁きました。
ゆっくりと立ち上がり、庭のアジサイを眺めましたら、カタツムリが葉っぱの上で、
じーっとして休んでいました。
「いいね、ヒマそうで」
と、声をかけました。

     『かたつむりのゆめ』
               かたつむりでんきち
     あのね ぼく
     ゆめのなかでは、ね
     ひかりのように はやく
     はしるんだよ
     (「あっぱれ のはらうた」くどうなおこと のはらみんな 工藤直子著)より。
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あまりの速さにビックリ!

2019-07-22 06:22:15 | 日記
相変わらず、どんよりとした梅雨空でした。
強く降るわけでもなく、時折、霧雨に覆われたりしますが、傘をさすほどではありません。
でも、歩いていますと結構濡れてくるのです。

日曜日でしたので教会へ行きました。
先週は義兄の法事があって欠席しましたので、礼拝堂のいつもの場所に着席しますと
ホッとして心身が安らぎます。
教会で頂いた「アシュラム」(アシュラムセンター発行)紙7月号に、
『だれでも、聞くのに早く、話すのに遅く、また怒るのに遅いようにしなさい。』
                        (聖書 ヤコブの手紙から)
の、言葉が載せられていました。
メッセージを書かれたN牧師は、この言葉に「主と共に」という聖書の言葉を付して
述べられています。
今、世間を見渡しますと、いや私自身、この言葉とは正反対の言動が多いことに
気付かされます。
〈聞きたくないコトバには耳を塞ぎ、相手の非に対しては、すかさずその非をあげつらい、
怒り心頭に・・・・・・〉。
N牧師は、〈怒りを抑えるだけでは問題は解決しない。聞くべき時に聞き、語るべき時に
語り、怒るべき時に怒る。〉とも述べられています。
そして「和解の旅を、主と共に歩もう」と。
反省させられた日曜日でした。

参院選。
NHKの開票速報。始まったと思ったらすぐに当確者名が報じられました。
あまりの速さにビックリ!
何だか、ゲームみたいで私などは付いていけない感じです。
準備も大変だったのでは・・・とは言っても少々もの言いもしたくなります。
もっと、淡々と数字を報じてくれるだけでいい様な気がします。
これだけの手間ひまをかけるなら、選挙前に各政党間の討論などの番組にもっと
時間を取って欲しかったと思います。
何かと難しい制約はあるのでしょうが、国政選挙は、この国のかたちを決める国民の
最高の権利行使の場ですから。

結果は、私の望む結果にはなりませんでしたが、これは致し方ないことです。
不正が行われた選挙ではありません。
歩みは遅くとも、自身が恥じない道を歩み続ける以外にありません。
明日も、明後日も、余命が続くところまで。
                          〈ゴマメのばーば〉
コメント (2)
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