政治家は公人ですから。

７月１２日。
「まだ、梅雨は明けないんじゃない」
そう呟きたくなる空模様です。
気象庁という専門家集団の発表する気象予報は、それなりの観察・過去のデータの集積からの予測ですから、私のように単なる「思い」とは異なります。
でも、私の８５年生きて来た体験からすれば、この時期、まだ梅雨明けにはなりません。
毎日うっとうしいジメジメした日が続き、洗濯物も乾かず気分までジメジメしたものでした。
明日からも連日「雨模様」の予報なので取りあえず洗濯をし、少しでも外気で乾かそうとしたのですがバツ。
雨がパラついてきてすぐに室内に取り込むことになりました。

参院選・安倍元首相の銃撃、等々のニュースが多くて、コロナ関連のニュースは少なかったようです。
居住地では、新規感染者の数が増えています。
県内では大型クラスターなども発生。
全国的にも同様の現象。
「第７波」の到来とも。
そろそろ社会復帰を、と考えていた私ですが、「BA.５」の感染力の強さなどを考慮しますと、やっぱり高齢で持病のある私などの外出、イベントへの参加等は控えた方が賢明かと思って自制しています。

参院選。与党の勝ち。
「勝ち」というより野党の弱さ、などとも論じられていますが、結果としては国民が選んだことは確かです。
自分達の選んだ結果は、今後、しっかり検証していかなければなりません。

安倍元首相を銃撃した山上徹也容疑者は、警察の調べに対し、「母親が宗教団体にのめり込んで破産した。宗教団体と安倍元総理につながりがあると思った」などと供述しているところから、11日、母親が入信していた宗教団体・「世界平和統一家庭連合」（かつての「統一教会」）が会見を開きました。
亡くなった方に対しては、政府要人であれ、市井の名もない人であれ、結婚式の新郎新婦の紹介同様、マイナーな事がらはコメントしない、と言うのが日本の世間さまの常識です。
ただ、政治家は公人です。
とり行った政策に関しては、しっかり検証すべきだと思います。
「アベノミクス」
「安保法制」
「桜を見る会」
その他あれこれ。
私人としての行為であっても、そのネームバリューからして社会的な影響が大となるのは当然です。
「世界平和統一家庭連合」に送ったビデオメッセージなども、検証してほしいと思います。
誤解であれ、筋違いであれ、こうした事件が再び引き起こされないためにも。