昨日。
しばらくぶりに、朝は青空。
日中は、時々重たげな雲も広がったりして、雨などもパラパラと。
夕方は、あっという間に暗くなってしまいます。
何だか、一日の時間が少なくなってしまった様で、損をしたような気持に。
そんな初冬の一日でした。
毎年やってくる冬の訪れなのですが、やっぱり、どこか寂しさが漂うのです。
それに、毎年、平均余命は減って行くわけですから、
当たり前といえば極めて当たり前のことではあるのです。
街路樹の落ち葉が、門扉の下辺りで吹き溜まりになるので、
一日数回、落ち葉を集めるのもこの季節の仕事。
熊手で落ち葉を集め、ビニール袋に収納します。
かさが大きい割には軽いので、ゴミ出しは、いっこう苦になりません。
床の間の掛け軸も、掛け替えました。
『焚くほどは 風が持てくる 落葉かな』
私の好きな良寛さまの詩句です。
子どもの頃、といっても60~70年も前のことですが、「落ち葉焚き」の煙が、
町のあちこちに流れ、漂っていました。
ちょっと、むせてしまいそうな、あの匂い。
懐かしい匂いです。
焚いていた、あの人、この人、口やかましい おじいちゃんが居たりして。
懐かしい人々は、もう、あちらの世界へ行ってしまって、手をかざしていた幼いもの達も、
私同様、歳を重ねました。
やっぱり、何かものさびしくて、気持がポツンとしていました。
私の好きな羽生結弦、
「NHKフィギュア」ショートプログラムで106.33をマークしました。
舞うような あの滑り、思わず「美しい」と、ため息が出ました。
若い、しなやかな美しさです。
『青春・朱夏・白秋・玄冬』
私の、今在るところは、『玄冬』辺りなのでしょう。
来年の夏の初め頃、「ひ孫」が誕生の予定です。
「子育ては、出費が増えるなぁ」
そんなことを、ふっと洩らした孫へ、
「だいじょうぶ、だいじょうぶ、“焚くほどは 風が持てくる 落葉かな”だよ」
と、言ってみました。
ちょっと、風が強くなってきました。
強風注意報が出されたもようです。
明日の朝は、落ち葉も沢山集まってくるのでしょう。
〈ゴマメのばーば〉
しばらくぶりに、朝は青空。
日中は、時々重たげな雲も広がったりして、雨などもパラパラと。
夕方は、あっという間に暗くなってしまいます。
何だか、一日の時間が少なくなってしまった様で、損をしたような気持に。
そんな初冬の一日でした。
毎年やってくる冬の訪れなのですが、やっぱり、どこか寂しさが漂うのです。
それに、毎年、平均余命は減って行くわけですから、
当たり前といえば極めて当たり前のことではあるのです。
街路樹の落ち葉が、門扉の下辺りで吹き溜まりになるので、
一日数回、落ち葉を集めるのもこの季節の仕事。
熊手で落ち葉を集め、ビニール袋に収納します。
かさが大きい割には軽いので、ゴミ出しは、いっこう苦になりません。
床の間の掛け軸も、掛け替えました。
『焚くほどは 風が持てくる 落葉かな』
私の好きな良寛さまの詩句です。
子どもの頃、といっても60~70年も前のことですが、「落ち葉焚き」の煙が、
町のあちこちに流れ、漂っていました。
ちょっと、むせてしまいそうな、あの匂い。
懐かしい匂いです。
焚いていた、あの人、この人、口やかましい おじいちゃんが居たりして。
懐かしい人々は、もう、あちらの世界へ行ってしまって、手をかざしていた幼いもの達も、
私同様、歳を重ねました。
やっぱり、何かものさびしくて、気持がポツンとしていました。
私の好きな羽生結弦、
「NHKフィギュア」ショートプログラムで106.33をマークしました。
舞うような あの滑り、思わず「美しい」と、ため息が出ました。
若い、しなやかな美しさです。
『青春・朱夏・白秋・玄冬』
私の、今在るところは、『玄冬』辺りなのでしょう。
来年の夏の初め頃、「ひ孫」が誕生の予定です。
「子育ては、出費が増えるなぁ」
そんなことを、ふっと洩らした孫へ、
「だいじょうぶ、だいじょうぶ、“焚くほどは 風が持てくる 落葉かな”だよ」
と、言ってみました。
ちょっと、風が強くなってきました。
強風注意報が出されたもようです。
明日の朝は、落ち葉も沢山集まってくるのでしょう。
〈ゴマメのばーば〉