《NHK番組「クローズアップ現代」のやらせ疑惑の問題で、
「放送倫理・番組向上機構(BPO)」の放送倫理検証委員会は、
〈重大な放送倫理違反があった〉とする意見書を公表。
その中で、この問題をめぐって放送に介入する政府・与党の動きが見られたことから、
「放送の自由と自律に対する圧力そのもの」と厳しく批判。》
と報じられました。
BPOが政府・与党を批判する意見書を出すのは極めて異例とのことです。
番組内容は「出家詐欺」の特集でした。
BPOは、「報道番組で許容される演出の範囲を著しく逸脱した」との指摘をしていますが、
当事者でない私には、「重大な放送倫理違反」があったかどうかの判断を下すことはできません。
ただ、政府・与党が介入するということは、あってはならないことだと考えます。
こうしたことで、放送業界全体が自粛・萎縮したりせずに、
しっかりとした報道をし続けてほしいと願っています。
文科省は、高校生の政治活動を厳しく制限していた1969年の通知を廃止し、
デモへの参加など、校外での活動を認める新通知を学校側に出しました。
しかし、新通知は、高校生の政治活動について
「必要かつ合理的な範囲内で制約を受ける」
との前提を強調しています。
「18歳選挙権」が施行されます。
さきの国会では、「安保関連法」をめぐり、高校生や多くの若者が中央でも地方でも
反対デモに参加しました。
政府が、こうした動きを牽制するようなことはしないでほしいと思います。
学校側も、「活動の制限」を拡大しての運用などは、しないでほしいのです。
次のニュースも気になりました。
《北海道選挙管理委員会が、道内の高校で選挙の仕組みを教える出前講座を開催するにあたり、
架空候補者に生徒が票を投じる「模擬投票」の争点として、
「集団的自衛権などのテーマは避ける」
ように内部文書で担当者に指示していた》(毎日新聞 2015年11月07)
道選管は、文書の記述を削除し、指示を撤回する方針とのこと。
何となく、不安を覚えます。
“お上のやることには、逆らわないのが得策”
などという風潮が濃くなるのでしょうか。
杞憂で有ればいいのですが。
〈ゴマメのばーば〉
「放送倫理・番組向上機構(BPO)」の放送倫理検証委員会は、
〈重大な放送倫理違反があった〉とする意見書を公表。
その中で、この問題をめぐって放送に介入する政府・与党の動きが見られたことから、
「放送の自由と自律に対する圧力そのもの」と厳しく批判。》
と報じられました。
BPOが政府・与党を批判する意見書を出すのは極めて異例とのことです。
番組内容は「出家詐欺」の特集でした。
BPOは、「報道番組で許容される演出の範囲を著しく逸脱した」との指摘をしていますが、
当事者でない私には、「重大な放送倫理違反」があったかどうかの判断を下すことはできません。
ただ、政府・与党が介入するということは、あってはならないことだと考えます。
こうしたことで、放送業界全体が自粛・萎縮したりせずに、
しっかりとした報道をし続けてほしいと願っています。
文科省は、高校生の政治活動を厳しく制限していた1969年の通知を廃止し、
デモへの参加など、校外での活動を認める新通知を学校側に出しました。
しかし、新通知は、高校生の政治活動について
「必要かつ合理的な範囲内で制約を受ける」
との前提を強調しています。
「18歳選挙権」が施行されます。
さきの国会では、「安保関連法」をめぐり、高校生や多くの若者が中央でも地方でも
反対デモに参加しました。
政府が、こうした動きを牽制するようなことはしないでほしいと思います。
学校側も、「活動の制限」を拡大しての運用などは、しないでほしいのです。
次のニュースも気になりました。
《北海道選挙管理委員会が、道内の高校で選挙の仕組みを教える出前講座を開催するにあたり、
架空候補者に生徒が票を投じる「模擬投票」の争点として、
「集団的自衛権などのテーマは避ける」
ように内部文書で担当者に指示していた》(毎日新聞 2015年11月07)
道選管は、文書の記述を削除し、指示を撤回する方針とのこと。
何となく、不安を覚えます。
“お上のやることには、逆らわないのが得策”
などという風潮が濃くなるのでしょうか。
杞憂で有ればいいのですが。
〈ゴマメのばーば〉