『この結婚を機に、ママさんたちがいっしょに子供を産みたいという形で、
国家に貢献してくれればいいなと思っている』
フジテレビ、菅官房長官のこの発言はいただけません。
歌手の福山雅治さんと女優の吹石一恵さんの結婚について、そう語ったとのこと。
『人気の高いカップルで、世の中が明るくなり、
幸せな気分になってくれればいいなと思った中での発言だ』
との釈明はありましたが、不用意に、ひょいと口からこぼれ出す言葉は本心が出るものです。
また、
『「結婚や出産が個人の自由であることは当然だ。
子供を産みやすく、育てやすい社会をつくるのが政府の役割だ」
とも、述べられました。
菅官房長官から云われるまでもなく当然のことです。
私が、恐ろしく思えるのは、
『ママさんたちがいっしょに子供を産みたいという形で、国家に貢献してくれればいい』
という発言です。
女性は、国家に貢献するために子どもを産むわけではありません。
とんでもない話です。
出身地・秋田県、1948年生まれの一人の男性たる菅義偉氏個人が、
《子供を産みたいという形で国家に貢献してくれればいい》
という思想や願望を抱いていたとしても、個人の自由ではあるでしょう。
しかし、官房長官としては云ってはいけないことだと思います。
そうした慮りすら持てないのは、やっぱり驕りと言うほかありません。
安倍首相も、安保関連法が成立して、
『国民に丁寧に説明し理解を拡げるつもり』
と、語ってはいるものの、
《「戦争法案」といった無責任なレッテル貼りこそが、その責任だ》
とするような、発言をし続けています。
安倍首相も、菅官房長官も、
〈勝てば官軍、何を言っても、何をしてもいい〉
とでも思っているのではないでしょうか。
私が子どもの頃(戦時中)歌わせられた【お山の杉の子(元歌)】を思い出しました。
少し、長い歌詞ですが、載せてみました。
【お山の杉の子】
1 むかしむかしその昔
椎の木林のすぐそばに
小さなお山が あったとさ あったとさ
丸まる坊主のはげ山は
いつでも皆の笑いもの
「これこれ杉の子 起きなさい」
お日さまにこにこ 声かけた 声かけた
2 一ニ 三四 五六七
八日九日十日たち
にょっきり芽が出る 山の上 山の上
小さな杉の子顔出して
「はいはいお日さま 今日は」
これを眺めた椎の木は
あっははのあっははと 大笑い 大笑い
3 「こんなチビ助 何になる」
びっくり仰天 杉の子は
思わずお首をひっこめた ひっこめた
ひっこめながらも 考えた
「何の負けるか 今に見ろ」
大きくなって 国のため
お役に立って みせまする みせまする
4 ラジオ体操 一 、二、 三
子供は元気に のびてゆく
昔 昔の 禿げ山は 禿げ山は
今では立派な 杉山だ
誉(ほまれ)の家の 子のように
強く 大きく 逞(たくま)しく
椎の木見下ろす 大杉だ 大杉だ
5 大きな杉は 何になる
兵隊さんを 運ぶ船
傷痍の勇士の 寝るお家(うち)
本箱 お机 下駄 足駄
おいしいお弁当 食べる箸
鉛筆 筆入 そのほかに
うれしや まだまだ 役に立つ 役に立つ
6 さあさ 負けるな 杉の木に
勇士の遺児なら なお強い
体を鍛え 頑張って 頑張って
今に立派な 兵隊さん
忠義孝行 ひとすじに
お日さま出る国 神の国
この日本を 護りましょう 護りましょう
この歌詞は戦後改作されて歌われています。
もう、絶対子は産めない後期高齢者ですが、
『お国の為に、子を産む気はまったくありません』
〈ゴマメのばーば〉
国家に貢献してくれればいいなと思っている』
フジテレビ、菅官房長官のこの発言はいただけません。
歌手の福山雅治さんと女優の吹石一恵さんの結婚について、そう語ったとのこと。
『人気の高いカップルで、世の中が明るくなり、
幸せな気分になってくれればいいなと思った中での発言だ』
との釈明はありましたが、不用意に、ひょいと口からこぼれ出す言葉は本心が出るものです。
また、
『「結婚や出産が個人の自由であることは当然だ。
子供を産みやすく、育てやすい社会をつくるのが政府の役割だ」
とも、述べられました。
菅官房長官から云われるまでもなく当然のことです。
私が、恐ろしく思えるのは、
『ママさんたちがいっしょに子供を産みたいという形で、国家に貢献してくれればいい』
という発言です。
女性は、国家に貢献するために子どもを産むわけではありません。
とんでもない話です。
出身地・秋田県、1948年生まれの一人の男性たる菅義偉氏個人が、
《子供を産みたいという形で国家に貢献してくれればいい》
という思想や願望を抱いていたとしても、個人の自由ではあるでしょう。
しかし、官房長官としては云ってはいけないことだと思います。
そうした慮りすら持てないのは、やっぱり驕りと言うほかありません。
安倍首相も、安保関連法が成立して、
『国民に丁寧に説明し理解を拡げるつもり』
と、語ってはいるものの、
《「戦争法案」といった無責任なレッテル貼りこそが、その責任だ》
とするような、発言をし続けています。
安倍首相も、菅官房長官も、
〈勝てば官軍、何を言っても、何をしてもいい〉
とでも思っているのではないでしょうか。
私が子どもの頃(戦時中)歌わせられた【お山の杉の子(元歌)】を思い出しました。
少し、長い歌詞ですが、載せてみました。
【お山の杉の子】
1 むかしむかしその昔
椎の木林のすぐそばに
小さなお山が あったとさ あったとさ
丸まる坊主のはげ山は
いつでも皆の笑いもの
「これこれ杉の子 起きなさい」
お日さまにこにこ 声かけた 声かけた
2 一ニ 三四 五六七
八日九日十日たち
にょっきり芽が出る 山の上 山の上
小さな杉の子顔出して
「はいはいお日さま 今日は」
これを眺めた椎の木は
あっははのあっははと 大笑い 大笑い
3 「こんなチビ助 何になる」
びっくり仰天 杉の子は
思わずお首をひっこめた ひっこめた
ひっこめながらも 考えた
「何の負けるか 今に見ろ」
大きくなって 国のため
お役に立って みせまする みせまする
4 ラジオ体操 一 、二、 三
子供は元気に のびてゆく
昔 昔の 禿げ山は 禿げ山は
今では立派な 杉山だ
誉(ほまれ)の家の 子のように
強く 大きく 逞(たくま)しく
椎の木見下ろす 大杉だ 大杉だ
5 大きな杉は 何になる
兵隊さんを 運ぶ船
傷痍の勇士の 寝るお家(うち)
本箱 お机 下駄 足駄
おいしいお弁当 食べる箸
鉛筆 筆入 そのほかに
うれしや まだまだ 役に立つ 役に立つ
6 さあさ 負けるな 杉の木に
勇士の遺児なら なお強い
体を鍛え 頑張って 頑張って
今に立派な 兵隊さん
忠義孝行 ひとすじに
お日さま出る国 神の国
この日本を 護りましょう 護りましょう
この歌詞は戦後改作されて歌われています。
もう、絶対子は産めない後期高齢者ですが、
『お国の為に、子を産む気はまったくありません』
〈ゴマメのばーば〉