国会中継を見ました。
疲れた、そのひと言です。
いつものことですが、中谷防衛大臣の、二転・三転という失点ぶり。
“まぁ、かなりきついのであろう”と、気の毒にも思えますが、ここは重責な立場にある方です。
しっかり答えて頂かなければなりません。
安倍総理も、ホルムズ海峡の機雷掃海に関しては、何とも、しどろもどろの感がありました。
14日の【報道ステーション】で、
元最高裁判事・入江俊郎(故人)が書かれたメモに関するニュースが報じられました。
入江氏は、憲法を作成した中心人物で、『砂川判決』を出した最高裁判事の一人です。
自宅にある『最高裁判所判例集』の上部にメモの書き込みがありました。
メモには、砂川判決に関して、
《自衛のための措置をとり得る、とまでいうが、
「自衛の為に必要な武力、自衛施設をもってよい」とまでは云わない》
《他国への安全保障を求めてもよく、その結果として、アメリカ駐留軍がいても、
それは、わが戦力ではないということを明らかにした》
と、書き込まれていたのです。
政府は、「砂川判決」を持ち出して、安保関連法案の合憲性を訴えています。
つまり、砂川判決の「自衛の為の措置」には集団的自衛権行使も排除せずと。
しかし、このメモを見る限り、
〈自衛隊の存在自体について、砂川判決は、なんら判断していない〉
ということであり、
〈アメリカ駐留軍がいても、それは、わが戦力ではないということを明らかにした〉
ということに過ぎないのではないでしょうか。
憲法学者の木村草太氏は
『砂川判決が根拠にならないことは、今回はっきり分かってもらえたと思う。
これをわざわざ持って来たということは、その程度の根拠しかないということを示している』
と、スタジオでコメントしました。
的確なコメントだと思います。
このメモに関して、多分 政府は、
「個人的なメモに過ぎないので、コメントは差し控えさせていただきます」
と、一蹴するのでしょう。
14日夜、国会前では、4万5千人の安保法案への抗議集会が持たれ、
大江健三郎氏や、佐高 信氏も
“憲法の精神に立ち戻る・それしかない”
と、訴えました。
私〈ゴマメのばーば〉も、歯ぎしりを続けます。
疲れた、そのひと言です。
いつものことですが、中谷防衛大臣の、二転・三転という失点ぶり。
“まぁ、かなりきついのであろう”と、気の毒にも思えますが、ここは重責な立場にある方です。
しっかり答えて頂かなければなりません。
安倍総理も、ホルムズ海峡の機雷掃海に関しては、何とも、しどろもどろの感がありました。
14日の【報道ステーション】で、
元最高裁判事・入江俊郎(故人)が書かれたメモに関するニュースが報じられました。
入江氏は、憲法を作成した中心人物で、『砂川判決』を出した最高裁判事の一人です。
自宅にある『最高裁判所判例集』の上部にメモの書き込みがありました。
メモには、砂川判決に関して、
《自衛のための措置をとり得る、とまでいうが、
「自衛の為に必要な武力、自衛施設をもってよい」とまでは云わない》
《他国への安全保障を求めてもよく、その結果として、アメリカ駐留軍がいても、
それは、わが戦力ではないということを明らかにした》
と、書き込まれていたのです。
政府は、「砂川判決」を持ち出して、安保関連法案の合憲性を訴えています。
つまり、砂川判決の「自衛の為の措置」には集団的自衛権行使も排除せずと。
しかし、このメモを見る限り、
〈自衛隊の存在自体について、砂川判決は、なんら判断していない〉
ということであり、
〈アメリカ駐留軍がいても、それは、わが戦力ではないということを明らかにした〉
ということに過ぎないのではないでしょうか。
憲法学者の木村草太氏は
『砂川判決が根拠にならないことは、今回はっきり分かってもらえたと思う。
これをわざわざ持って来たということは、その程度の根拠しかないということを示している』
と、スタジオでコメントしました。
的確なコメントだと思います。
このメモに関して、多分 政府は、
「個人的なメモに過ぎないので、コメントは差し控えさせていただきます」
と、一蹴するのでしょう。
14日夜、国会前では、4万5千人の安保法案への抗議集会が持たれ、
大江健三郎氏や、佐高 信氏も
“憲法の精神に立ち戻る・それしかない”
と、訴えました。
私〈ゴマメのばーば〉も、歯ぎしりを続けます。