ひとこと・ふたこと・時どき多言(たこと)

〈ゴマメのばーば〉の、日々訪れる想い・あれこれ

〈何回も、何回も。ソチ五輪開会式だけでなく〉

2014-02-08 07:36:29 | 日記
政府は、〈武力攻撃に至らないような緊急事態でも、自衛隊が対処できるよう〉、
 
自衛隊法を改正する方針を固めたそうです。
早ければ秋の臨時国会に改正案を提出するとのこと。

安倍首相は、「政府の有識者会議」に出席し、
〈外国潜水艦が領海へ侵入し、退去要求に応じない場合や、
警察や海上保安庁では対応できない離島への上陸侵害等〉
を例に挙げ、同会議に対応の検討を求めました。

「政府の有識者会議」では、
〈現行法では自衛隊の任務に応じて合理的に武器を使用する規定が不十分だ〉
といった意見が相次ぎ、首相の要請に基づいた法整備を図る必要があるとの認識で一致したそうです。

きな臭くなってきました。
憲法九条は、もう改正されてしまったのでしょうか。
【………武力による威嚇又は武力の行使は、国際紛争を解決する手段としては、
永久にこれを廃棄する。】
の条文・文言は、すでに削除されてしまったのでしょうか。

そして、
憲法九条2項
【………陸海空軍その他の戦力は、これを保持しない。国の交戦権は、これを認めない。】
の条文があっても、自衛隊という「軍隊」が現存するわけですから、
『憲法』の規定、規制などは、無視してしまっても、「何ら憚ることは無い」というのが、
常識となってしまっているのでしょうか。

私たちも「現状」というものに慣れてしまっているのかも知れません。
私自身「猛省」しなければと思います。
「東シナ海の、島嶼群での不測の事態が、戦禍を引き起こした」
などということは断じてあってはなりません。


「歴史認識の相違」
安倍首相は、好んで口にする言葉です。

でも、私が先の戦争で学んだことは、
もっともおぞましい「負の人間性」を引き出してしまう戦争を避けるために、
〈何回も何回も、何べんも、何べんも〉
話し合うことが大切だということでした。

参院予算委で、集団的自衛権について首相の見解を求める社民党の福島氏に対して、
『もう何回も、何回も、何回も、何回も答弁をしている』
と、いらだちを見せた安倍首相とのことですが、
『国民の皆様に、ていねいに、ご理解いただけるように説明をして行く』
と語っていたではありませんか。
国会という審議の場です、質問には、
〈何回も、何回も、何回も、何回も………何回も、プラス何回も〉説明して下さい。
話し合って下さい。

安倍首相。
日韓関係も『ドアの前に仁王立ち』(5日、民主党 羽田氏の発言)していないで、
『ドアの外へ』何べんも、何べんも、出かけて下さい。
ソチ五輪開会式だけでなく、何回も、何回も。
                                 〈ゴマメのばーば〉
コメント
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