ひとこと・ふたこと・時どき多言(たこと)

〈ゴマメのばーば〉の、日々訪れる想い・あれこれ

「わくわくしながら一年を送る」

2014-01-07 00:10:49 | 日記
「わくわくしながら一年を送る」
と安倍首相は、記者会見で 語りました。
聞いていた私は、強い違和感というか、腹立たしさを覚えました。

昨年は「特定秘密保護法」その他、「靖国参拝」などで、
日本国民だけでなく、世界の国々からまで顰蹙をかっていて、
この言葉の軽さには唖然としてしまいます。
同法については、41の地方議会が、撤廃や凍結を求める意見書を可決、
参院が昨年末までに受理していたとのことです。

あれだけ問題になった法案を、ごり押しに可決成立させたのですから、常識的には、
反対者の不安を払しょくするような 姿勢だけでも見せられないものでしょうか。

こうした、軽い言葉が容易に飛び出してくるのは、
居直りでしょうか、
余裕でしょうか、
単なる稚拙さでしょうか。
「わくわく」
遠足前日の幼稚園児じゃあるまいし。

それに、安倍首相は 最近いろいろな有名人?と お会いしていて、
対談内容を発表していますが 気にかかることです。
個々の国民の声を聞くことは大切ですが、どうもちょっと。
どこか うさん臭さを覚えてしまうのです。
勘ぐりに過ぎるでしょうか。

仲井真沖縄県知事
百田尚樹氏
その他
成果はあるんでしょうね。
あったんでしょうね。

私が、安倍首相から対談を申し込まれることなどは決してありません。
仮定することすら笑止ものです。
でも、
もしも、そのような時には、この言葉を携え持って臨みたいと思います。
「事に臨んで賎(せん)丈夫(じょうぶ)となるなかれ」
緒方洪庵のことばです。
(私は、一尾のゴマメのばーば に過ぎませんが)

もう、ひと言、安倍首相へ。
『東北の復興なくして日本の再生なし』
と、きっぱり言うなら、下関市の後援会主催の新年会などではなく、
東北は福島県、原発事故で避難させられ、
今年もまた、狭い仮設住宅で お正月を迎えた方たちの前で、
日夜、事故処理に当たっている事故現場の作業員の方たちの前で、
きっぱりと言って欲しいのです。
『みなさんが、「わくわく」しながらお正月を迎え、暮らしていけるためにがんばります』と。
                                 〈ゴマメのばーば〉

コメント (2)
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